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自治体の皆さまへ

〔本活のススメ〕本宮の書斎から

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福島県本宮市

■今月の一冊
『使い切れない農地活用読本』
著者 農文協/編
出版 農文協
高齢化や過疎が進む現在、各地で悩みの種となっていることは、“使い切れない農地”です。本書はその農地を荒らさず、手間をかけずみんなで耕す活用術を紹介しています。東日本大震災後や新型コロナウイルスによる地方移住(田園回帰)への関心が高まってきているといわれています。一方、人口減少や高齢化で農業の担い手がいなくなってきている農村では、農地を持て余しているところもあります。こうした双方をつないで、「使い切れない農地」を資源として活用できる方法を紹介し、農業を減らさない取り組みについて、本書は事例をあげて述べています。
農地を持っている方だけではなく、農業に関心のある方も読んで参考になる一冊です。

■おすすめ新着本
『あずきがゆばあさんととら』 ペク・ヒナ
『さばくのジン』荒木 郁代
『日本植物学の父牧野富太郎』百瀬 しのぶ
『妖怪は海にいる!?アラマタ式海の博物教室』荒俣 宏
『新版 どうなっているんだろう?子どもの法律』山下 敏雅
『写楽女』森 明日香
『食文化からイギリスを知るための55章』石原 孝哉

■学校図書館の現場から
『君たちはどう生きるか』
吉野 源三郎
中学校で、1年生のブックトーク(本の紹介)の1冊として本書を紹介しました。本書は今から40年前ほど前に書かれた、中学1年生のコペル君が主人公の物語です。中学生活の中で友達や先輩との友情や軋轢(あつれき)、葛藤などの心の動きが詳細に語られています。紹介した後に、何人かの生徒が読んでみたいと言ってくれて、今の時代の中学生にも十分心に響くものがあったのだと、嬉しく感じました。
〔安達靖子さん/学校司書〕

しらさわ夢図書館【電話】44-2112
中央公民館図書室【電話】24-1932
どちらの窓口からも借りることができます。
利用時間:(火)~(土)9:30~20:00(日)・(祝)9:30~17:00
休館日:9月4日(月)、11日(月)、19日(火)、25日(月)
※上記以外の休館日や開館時間が変更となる場合もありますホームページや電話でご確認の上、ご来館ください

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