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自治体の皆さまへ

日頃の体調管理には市販薬も上手に使いましょう

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福島県柳津町

日頃から健康に気を付けていても、軽いけがや風邪などの体調不良を起こすこともあります。そんな時、薬局やドラッグストアなどで売っている一般医薬品(OTC医薬品(※1))を上手に利用することで、軽度な不調のうちに自分で手当てすることが出来ます。このように、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」(WHOの定義)ことを『セルフメディケーション』といいます。

■薬には大きく分けて次の2種類があります
『医療用医薬品』…医師や歯科医師が、その人の体調に合わせて処方する薬です。
『OTC医薬品』※1…自分の症状に合わせて薬局で買う事が出来る一般医薬品です。また、その中で、今までは原則、医師から処方されていた医療用医薬品のうち、副作用が少なく安全性の高い物でOTC医薬品として販売しているものを『スイッチOTC薬品』と言います。

■セルフメディケーションを実践してみましょう
▽自分自身の健康管理をしましょう
・毎年健康診断を受けて、自分の体の状態を確認しましょう。
・バランスよい食事、定期的な運動、十分な睡眠など規則正しい生活を送りましょう。
・軽い症状(頭痛、風邪、胃痛…など)のときは、OTC医薬品(※1)などの市販薬を使って様子を見ましょう。
(ただし、『軽い症状でも長い間続いている』『市販薬を使用しても症状が改善しない』などの場合は、病院を受診しましょう。)

▽お薬は用法・用量を守り正しく使いましょう
OTC医薬品を使うときは、必ず説明書を読んで正しい用法、用量を守りましょう。誤った使用方法は症状を悪化させることもあります。スイッチOTC医薬品などの市販薬を使用しても症状が十分に改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。

▽かかりつけ薬剤師やかかりつけ薬局を持ちましょう
自分の体質や状態、症状に合った薬を適切に使うことが大切ですが、判断に迷う時にかかりつけの薬局や薬剤師がいると、自分の症状や体質に合ったアドバイスを受けられます。

例えば)
・今の症状にはどのような薬がいいのか?(症状が1つなのか、複数あるのか)
・市販薬の使用で大丈夫か?医療機関を受診すべきか?…など

■セルフメディケーション税制を知っていますか?
対象となる特定一般用医薬品(※2)を1年間(1月~12月)で購入した合計額(税込)が12,000円を超えた場合、その超えた額(上限88,000円)が、所得税控除の対象となるもので、以下に当てはまる場合が該当となります。
※2 対象の医薬品については、厚生労働省のホームページの対象商品一覧をご確認ください。また、商品のパッケージやレシートにも目印が付いています。

▽以下の一定の取り組みのいずれかを行っている方(受けたことが分かる、結果や領収書が必要)
・市町村や事業所が行う、健康診査(特定健診・人間ドックなど)や各種がん検診を受けている。
・予防接種(定期接種、インフルエンザの予防接種)を受けている。

▽申告対象となる年に医療費控除を受けていない方

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