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図書室だより

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福島県楢葉町

開室時間:午前9時~午後5時
休室日:7月10日(月)、17日(月・祝)、24日(月)、31日(月)、8月7日(月)

◆おすすめの図書
▽一般図書
『文豪、社長になる』門井慶喜/著(文藝春秋)
名作「父帰る」や「恩讐の彼方に」などで有名な文豪・菊池寛は、大手出版社・文藝春秋の創業者としても知られています。本書は、明治から昭和の激動の時代を生きぬいた菊池寛の生涯を描いた作品。1923年(大正12)、寛は雑誌「文藝春秋」を創刊。芥川龍之介をはじめ当時まだ若手作家だった川端康成や横光利一らが寄稿した創刊号はたちまち完売し、その後「文藝春秋」は文芸雑誌から総合雑誌へと成長していきます。しかし、その先には早すぎる親友たちとの死別や社員の裏切り、戦争協力による公職追放そして会社解体の危機が待っていました。もっとも権威ある文学賞のひとつ、芥川賞と直木賞創設時のエピソードにも感動します。

▽児童図書
『ぼくんちの震災日記』佐々木ひとみ/作(新日本出版社)
作者は仙台市出身で『みちのく妖怪ツアー』を書いた佐々木ひとみさん。仙台市の内陸部で東日本大震災にあった小学生の杜野友樹とその家族が、身近な人たちと助け合いながら、自宅で4日間の避難生活をおくる物語です。家族はみんな無事だけれど、電気もガスも水道も使えない。その上食料もほとんどない…友樹と姉の絵美、お父さんとお母さんは、この困難を自分たちで乗り越えるために「がんばろう週間」をはじめることに。「お母さんの「あってよかった!」メモ」も参考になります!いつ起こるか分からない災害に備えて読んでもらいたい作品です。

◆新着図書
▽一般図書
『闘いの庭咲く女』ジェーン・スー/著(文藝春秋)
『安倍晋三回顧録』安倍晋三/著、橋本五郎/聞き手(中央公論新社)
『日本の自然をいただきます』ウィニフレッド・バード/著(亜紀書房)
『みんなの節電生活』木村俊雄/著(自由国民社)
『魔女と過ごした七日間』東野圭吾/著(KADOKAWA)
『街とその不確かな壁』村上春樹/著(新潮社)
『泣きたい日の人生相談』(講談社現代新書)岸見一郎/著(講談社)

▽児童図書
『いろいろなきょうりゅう』平山廉/監修(金の星社)
『10代が考えるウクライナ戦争』(岩波ジュニア新書)岩波ジュニア新書編集部/編(岩波書店)
『しんかい6500―海を科学するマシンたちー』山本省三/作(くもん出版)
『がっこうのおばけずかん おちこくさま』斉藤洋/作(講談社)
『起業家フェリックスは12歳』アンドリュー・ノリス/作(あすなろ書房)
『ぼくはいったいどこにいるんだ』ヨシタケシンスケ/作・絵(ブロンズ新社)
『ぴかぴかはみがき』うえだしげこ/作・絵(大日本図書)

◆大地とまちのタイムライン入口の図書コーナー利用について
コミュニティセンター2階図書コーナー「復興知事業からの推薦図書」の貸出しを始めました。貸出しの手続きは図書室で行いますので、ご利用の方は3階の楢葉町図書室までお越しください。なお、「楢葉×東大連携ミュージアム関連図書」につきましては、参考資料のため閲覧のみのご利用となります。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先:楢葉町図書室(楢葉町コミュニティセンター3階)
【電話】0240-25-4730(月曜・祝日休館)

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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