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地域おこし協力隊奮闘記(ツヨシのこころざし)

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福島県田村市

▽プロフィール
埼玉県川口市出身。高校卒業後、マンション等の建設現場のタイル工として10年従事。その後、大型免許を取得し、大型トラックに乗り重機運搬専門の運送業に4年従事。建設現場、重機運搬の経験と知識を生かし、トラックと重機を専門に扱う買取会社に転職。10年間在籍し、責任者を務めていたが、子どもが生まれたことをきっかけに移住を決意。趣味は年間20泊以上行くキャンプ、酒、アメ車やアメリカンバイク好き。トラックも好きで幼稚園の頃から映画「トラック野郎」が大好きだった。家族は妻と1歳6カ月になる息子。

皆さん初めまして。橋本剛(はしもとつよし)と申します。4月から起業型地域おこし協力隊に着任しました。私は生まれも育ちも埼玉県川口市ですが、父親がいわき市出身です。生まれた時には祖父祖母共に千葉県に引っ越していたので、福島県に田舎があった訳ではないのですが、父親が生まれた福島県には勝手に親近感があります。
趣味のキャンプやバイクのツーリングで行く自然豊かな場所が大好きで、いつかは移住したいとぼんやりと考えていました。しかし日々の忙しさを理由に、いつのまにか〝移住は夢〟となっていました。そんな中、子どもが生まれたことで「家族との時間を大切にしたい」「自然豊かな場所で伸び伸びと子育てしたい」「自然と触れ合って成長してほしい」と思うようになり、真剣に移住を考えるようになりました。
田村市に移住を決めたのは、自然豊かで私が始めたい事業に向いている事、数少ない起業型地域おこし協力隊を募集していた事です。田村市は以前から移住先としてチェックしていて〝町おこしに非常に精力的〟なイメージがありました。親近感のある福島県、自然豊かな田舎、そして起業型地域おこし協力隊とあって、ここしかないと思いました。
移住して1カ月余りですが、想像していた以上に住みやすいです。渋滞が大嫌いな私は、快適に走れる道と山々や田園風景、澄んだ空気に心を癒されています。
さて、私が起業型地域おこし協力隊として何を起業したいかというと、田村市の大自然を生かしたキャンプ場を作りたいと思っています。キャンプ場を作り、周遊観光につなげることで、地域活性化にも貢献したいと考えています。またテレワークの普及で、都心から地方への人の流出が増加すると予想されますので、今後、田村市への移住促進のためにも情報発信していきたいと思っています。
「自然を生かす」とはいえ、キャンプ場を作ることは少なからず自然破壊にもつながります。地域の方とのつながりを大切にし、密に相談をさせていただき、事業を進めていきたいと思います。土地探しもこれからで、まだまだ長い道のりですが、皆さんどうぞよろしくお願いします。

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