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Challenger 挑戦者(番外編)

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福島県田村市

■国内女子バスケの最高峰で得た経験とは
大越町出身の佐藤由佳さんは、2022年4月から女子バスケットボールチームENEOSサンフラワーズ(以下、ENEOS)でバスケットボール選手として活躍しています。チームは、第24回Wリーグ優勝(4年ぶり23回目※日本リーグを含む)と2022-23シーズン二冠(Wリーグ・皇后杯)を達成し、熱い戦いを見せてくれました。バスケットボール選手の世界に挑戦し、初シーズンを終えた今、佐藤選手が思うこととは―。

▽Profile
ENEOSサンフラワーズ所属 佐藤由佳(Yuka Sato)
生まれ:1999年9月18日、大越町
身長:172センチ
ポジション:シューティングガード
コートネーム:AKO
バスケ歴:大越ミニバス(兄の影響で小1からバスケを始める)→大越中(3年時/県ジュニアオールスター選出など)→郡山商業高校進学(3年時/インターハイ、ウィンターカップ出場など)→筑波大学(1年時/関東大学選手権大会優勝・新人賞、4年時/同大会で準優勝・敢闘賞など)→ENEOSサンフラワーズ
恩師:舞木和弘さん(大越ミニバス団長)(理由/一からバスケを教えてくれた。舞木さんの基礎練習、バスケの考え方がなければ今はなかった。)
好きな食べ物:ヨーグルト
座右の銘:挑戦することで初めて見えてくる世界がある

○シーズン1年目を振り返って
ENEOSに入団し、チームはシーズン二冠を達成し、貴重な経験を積めました。それと同時に、入団してこの1年は環境の変化に苦労し、バスケを辞めたいと思うこともありました。しかし「自分だけがつらいわけではない」と自分に言い聞かせ、奮い立たせてやってきました。この1年は「人として成長できた」「乗り越えられてよかった」と感じられた初シーズンでした。
特に印象に残っている試合は、レギュラーシーズン第9・10戦の東京羽田ヴィッキーズ戦です。調子が落ち始めていながらも、チームに慣れて必死に食らいついている時期でした。その試合ではいろいろなことが吹っ切れて、いいプレーができて「そこからまた頑張ろう」と思えた試合でした。
私がバスケで大事にしていることは「頭を使って、意味があるプレーをすること」です。そのためには、とにかく「しゃべること」を意識しています。チームメイトと会話量を増やし「この選手はどんなプレーが得意で、どんなパスをどの位置に出すとシュートを打ちやすいか」など、相手を理解することで得点につなげています。
来シーズンは、自分自身の課題にしっかり向き合い、もっと自分を表現していきたいと思います。自分の殻を破ることでまた別の世界を見ていきたいです。そして、ENEOSの一員として、見ている人を勇気づけられる活動をしていきたいので、ぜひ試合を見てくれたらうれしいです。

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