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教育最前線 「夢を実現する力を育てる学校教育」の今

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福島県田村市

市教育委員会は、教育振興推進プログラムを定め、学校教育の充実を図っています。特に国のGIGA(ギガ)スクール構想で、児童生徒1人1台のタブレット端末や電子黒板が配備され、子どもの学びのスタイルが変わりつつあります。教育振興推進プログラムに基づき、小中学校や市教育委員会が取り組んでいる学校教育の今を紹介します。

■1.情報通信技術(ICT)教育の充実
タブレット端末や電子黒板を活用することで、これまでの学び方に変化が起きています。

○電子黒板でプレゼンテーション
電子黒板に一人一人の考えを表示することで、思考を可視化したり、自分の考えを電子黒板上で操作しながらプレゼンテーションしたりするなど、学習のさまざまな場面で活用しています。

○使い方は多彩 タブレット端末
※タブレット端末には、学習支援アプリがインストールされ、子どもの学びを支援しています。端末を持ち帰ることで、家庭学習で使用しているほか、オンラインでも授業に参加できます。

オンラインで海外や遠方の学校と交流したり、国際理解に役立てたり、普段には関われない方々と一緒に学んだりしています。また、自分の考えをタブレットで表現して、グループで共有し、意見交換をしています。
理科の観察や実験の記録で使い、グラフや表を作成し、考察をじっくり行うことで、学びを深めています。また、タブレットで個人やグループの情報を共有しながら学習を進めるなど、学習内容に合わせて多様な学習形態を選択して学んでいます。

■2.学力向上支援
学力向上を図り、将来の田村市の発展を支える人材育成を目指して、さまざまな取り組みを行っています。

○ミニマム授業スタイル
先生が授業を創る際に最も基本となるポイントをまとめ、授業の水準を保ち、授業力の向上に役立てています。

○オータムマスマティックスキャンプ
算数・数学を楽しく学ぶことで、物事を論理的に捉える力、問題を解決する力、想像力などを高め、学力の向上を図ることを目的に開催しています。

○市共通テスト
学力向上推進委員が問題を作成し、全校実施と結果分析を行っています。市全体の課題を把握し、授業改善のポイントを見つけて共有し、児童・生徒の学力を向上させています。

■3.英語が使える人材育成
国際化する社会で活躍できる人材育成に取り組んでいます。

○ALT(外国語指導助手)を活用した授業の充実
小中学校にALTを派遣し、小学3、4年の外国語活動、小学5、6年、中学校の外国語科(英語)の授業の充実を図っています。小学1、2年でも市独自に「英語に親しむ活動」でALTを活用。4年度から、幼稚園・こども園にも派遣しています。

○サマーイングリッシュキャンプ
ALTと早稲田大学国際教養学部の「セカクル」の学生を講師として、英語に親しみ国際理解を深める活動を行いました。セカクルが企画したアクティビティを通して、積極的に英語を使って話そうとする姿が見られました。

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