市は、全国的に多発している大雨による浸水被害から、皆さんの生命と財産を守り、被害を軽減することを目的として、市内の内水浸水想定区域図を公表しています。
市の内水浸水想定区域図は、ピーク時の1時間当たりの降雨量が120ミリであると想定し、内水浸水が市内で起きた場合の浸水状況をシミュレーションしたものです。
■内水浸水とは
通常、街などに降った雨は、排水路などを通って河川に排水されますが、大雨が降ると河川の水位が上がり、排水されにくくなり、排水路などがあふれてしまいます。
このように堤防の内側の側溝や排水路、下水道などから水があふれることで起きる水害を内水浸水といい、堤防の決壊や河川の氾濫による洪水浸水と区別されます。
■発生する主な要因
・水路などの下水道施設の排水能力を上回る降雨が発生したとき
・河川が増水し、水路などの下水道施設から排水できないとき
・前述の2つの要因が重なったとき
※このほかに、洪水浸水と同時に起こる場合などがあり、浸水被害の発生要因はさまざまです。
■災害に備えましょう
内水浸水は、堤防の決壊や河川の氾濫による洪水浸水が想定される区域以外の、河川から離れた区域でも起こる可能性があります。
・住んでいる地域の内水浸水想定区域図を今のうちから確認し、災害に備えましょう。
・詳細は問い合わせまたはホームページを確認ください。
問い合わせ先:下水道課
【電話】37-2167
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