■十二月
「もういくつ寝るとお正月♪」をふと思い出す月になりました。今年も多くの国際的なイベントが本市で開催されました。8月7日から11日にビッグパレットふくしまで開催された「国際天文学連合アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議」もその一つです。
この国際会議は、ふれあい科学館の初代名誉館長である松本零士先生の後任として御就任いただいた渡部潤一先生の御尽力により、本市での開催が実現しました。秋篠宮皇嗣妃殿下御臨席の下、私も地元首長として国内外から来郡された研究者の皆様に、歓迎の御挨拶を申し上げました。「この会議は福島ルネサンスを告げる会議です。」と。
天文学にちなみ、曜日に「?」を見つけました。月曜(月)、火曜(火星)、水曜(水星)、木曜(木星)、金曜(金星)、土曜(土星)、日曜(太陽)と、太陽系の惑星由来の名前が使われていますが、我々が住む地球は曜日に登場していません。「何でかな~?」です。
ついでながら地球について。先述の国際会議の会場で地球儀を購入しました(孫へのプレゼントです)。それを眺めて、また素朴な疑問。地球における大気との接点は海面と陸地ですが、地球の表面積の約70%は海面が占めます。つまり、表面積からすれば地球より「水球」では?しかも表面は凸凹のある地表ですから、球ではなく洋上に浮かぶ地塊(テレーン)と。
さて、来年は郡山市制施行100周年の年。市民お一人お一人は全く異なる時期、環境の中で生を受けました。思いは様々、皆それぞれの100周年の郡山を迎える事になります。どうぞよいお年をお迎えください。皆様の御活躍が来年も「地上の星」とならんことを願います。
郡山市長 品川 萬里
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