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■郡山市フロンティア大使就任　古川　日出男さん
各界で活躍されている郡山ゆかりの方々を委嘱し、本市のPR活動などを行っていただいている「フロンティア大使」。6月5日に、新たな大使として品川市長から古川さんに委嘱状が交付され、大使は計17人となりました。

◇古川　日出男さん
本市出身の作家。安積高等学校卒業、早稲田大学第一文学部中退。1998年に長篇小説「13」でデビュー。2002年には、小説「アラビアの夜の種族」で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞するなど、これまでに数々の賞を受賞。

◇フロンティア大使に就任したお気持ちは?
このような栄誉ある大使に任命していただき、大変光栄に思っています。就任したことが、今後私自身の活動に励むモチベーションにつながっています。

◇今後の活動は?
市民の皆さんに「読む力」を学ぶ機会をつくっていければと思います。
インターネットが中心の現代社会では、読む力が衰えていると感じています。要約された数行の文章ではなく、小説のように何万字もあるからこそ、自分が大切に思うことを伝えられる場合もあると考えています。「本当のリテラシーは、長い文章と取っ組み合って培われる」と伝えていけたらいいですね。

◇市民のみなさんへひと言!
郡山は、都会的な文化が多くあると思いますが、それ以上にここでしか手に入らない良いものがたくさんあるまちだと感じています。その「郡山にしかない」部分を、市民の皆さん一人ひとりが見つけていくことで郡山の宝物になると思っています。
私がその先陣を切っていければと思いますので、一緒に宝物を発見していきましょう。