夏の夜空を華やかに彩る花火。創業から約150年にわたり、花火の製造・打ち上げを行っている(有)糸井火工の花火師・佐藤梨緒奈さんを紹介します。
『花火玉に 思い込めて』
花火師 佐藤梨緒奈さん
Q1.花火師を目指したきっかけは?
初めはアルバイトとして花火玉を作る工程に携わっていましたが、土浦の全国花火競技大会に行った際、様々な花火を間近で見て衝撃を受け「自分の作った花火を打ち上げたい」と強く思うようになり、花火師を目指しました。
Q2.花火師としてのやりがいは?
派手なのは一瞬で、繊細で過酷な作業がほとんどです。しかし、その一瞬のために力を注げるのは、見る人を応援できる仕事だと実感しているからです。歓声や笑顔を見ると「花火が人のためになっている」と、うれしくなり、やりがいを感じます。
Q3.今後の目標は?
コロナ禍で花火大会が開催されず、花火のない人生は味気ないと感じていましたが、場所と時間を限定して花火大会を開催したところ、たくさんの方から感謝のメッセージをいただき、逆に自分自身が励まされました。これからも、皆さんの人生を花火で彩って、心に残るような花火を作っていきたいです。
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