広島県三原市
私のふるさとは広島県三原(みはら)市です。瀬戸内海に面した港街で、気候は一年を通して温暖でとても穏やか。子どもの頃はよく自転車で海へ釣りに出掛けていました。その海で取れる三原名物といえばマダコ。水がきれいで岩場が多い三原の海は、タコが生息するのに適した環境だそうで、プリプリな歯応えと噛(か)めば噛(か)むほど滲(にじ)み出るうま味がたまりません。また、広島といえばお好み焼きですが、三原市にもたくさんのお好み焼き屋が並び、鶏もつを入れた「三原焼き」というお好み焼きが有名です。
そして、三原市では1年に2度、大きなお祭りが行われます。一つは8月の「三原やっさ祭り」。3日間行われ、約7,000人の踊り手が「やっさ、やっさ」と声を上げながら練り歩きます。もう一つは2月の「三原神明市(しんめいいち)」。伊勢神宮を祀(まつ)る祭りで、日本一の大だるまが設置されます。
私が福島県に住み始めたのは17年前、須賀川市民になったのは約4年前です。須賀川はおいしいお店やおしゃれなカフェが多く、食べ歩きを楽しんでいます。
三原市は山陽新幹線が停車しますので、ぜひ一度遊びに行ってみてください。またいつか、広島空港から福島空港までの直通便が運航されればいいなと思います。
新町 宮本淳史(じゅんじ)さん
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