がんばる!ヤング29

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若者の元気は町の元気!
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高校生や大学生を紹介します!
島﨑ひなたさん(18歳・下樋口)
秋田県立新屋高等学校3年、女子バスケットボール部所属。ポジションはポイントガード。主将として、本年6月に行われる全県総体に向け日々練習に励みます。

■東北大会出場をかけ最後の夏に挑む
小学校2年生からバスケットボールを始めたという島﨑さん。高校では1年生からレギュラーを勝ち取り、現在では主将としてチームをけん引しています。島﨑さんのポジションである「ポイントガード」とは、いわば司令塔。攻守において指示を出し、試合における得点シーンをつくる勝利に欠かせない存在です。島﨑さんのプレーの強みは、周囲の状況をいちはやく把握し、的確な場所へ速いスピードでボールを運ぶこと。主将として、自分のプレーの特徴を活かしつつ、チームメイト一人一の良さを引き出すことも心がけています。
また、チーム全体の強みとして島﨑さんが挙げるのが「元気の良さ」。現在の部員数が全体で16人と少ない中で、試合中はもちろん、練習中も常に互いに声を掛け合うことを意識しています。このようなチームの良さが出た試合が、昨年に県内で開催された全県総体での能代松陽高校との一戦。はじめはリードを奪われるものの、持ち前のチームワークの良さを活かして50対47で逆転勝利を収め、東北大会出場がかかる決勝リーグへ進出することができました。3位決定戦では、秋田北高校に惜敗し4位となりましたが、目標の東北大会進出を果たしました。
今年は、監督が練習に来られない日が続いたりコーチが何度も変わったりと、チーム全体の方針がうまく見いだせなくなるような大変な時期も多かったそうですが、島﨑さんは主将として、日々の練習でのミーティングを欠かさず行い、皆をまとめ上げました。6月に行われる、秋田南高校との全県総体1回戦への意気込みとして、島﨑さんは「最後の夏なので、悔いのないように頑張りたい。勝ち進むことができれば、2回戦では強豪の秋田中央高校と対戦することになるが、全力を尽くし、皆に恩返しができるようなプレーをしたい」と話しました。