輝け!五城目びと11

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■地元のみんなに憩いの場を
みせっこあさみない
人口減少に伴う地域課題を解決するため、浅見内では平成24年に「浅見内活性化委員会」を設立し、平成28年、地元の人々が気軽に集まり買い物や食事ができる場を提供しようと、「みせっこあさみない」の運営を開始しました。会長の渡邉律雄さんは、「当初は経営経験がないため、とても不安だった」とのことでしたが、仕入先である地元スーパーや足しげく通う地元の方のおかげで現在も店はにぎわい、今年で7年目を迎えました。スタッフとして働く松橋アヤ子さんは、「高齢化が進む浅見内では、地域の人々が毎日顔を合わせることが、単なる交流だけでなくお互いの安否確認にもなります」と話していました。
店内で提供される食事は、夏は焼肉定食が、冬は11月限定のだまこが人気メニューで、近隣に住むリピーターの方だけでなく新規の方も週に数人は来店し、昼食を楽しまれるとのことです。スタッフの猿田京子さんは、「みせっこでは、カレーや焼きそばといった定番メニューに加え、新メニューも考案中ですので、ぜひ食べに来て欲しいです」と話していました。
「みせっこあさみない」はこの他にも、毎週木曜日のサロン(血圧測定・健康相談など)やカルタ会、花壇整備なども積極的に実施しています。浅見内活性化の担い手として、地域の皆さんに欠かせない存在となっています。