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ふるさとを想う

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秋田県五城目町

■新年のごあいさつ
ふるさと五城目会会長 髙澤博彦
町民の皆さまをはじめ関係者の皆さま、そして会員の皆さま、あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、ご家族共々お健やかな新年をお迎えしたこととお慶び申し上げます。
昨年、五城目町は、2年連続となる大雨災害により甚大な被害に見舞われました。町民の皆さまに対し謹んでお見舞いを申し上げます。いまだ復興途上と思われますが、災害から立ち上がり、素晴らしい新年になる事を祈念します。
さて、ふるさと五城目会の活動についてご報告いたします。当会では、五城目町とその姉妹都市である東京都千代田区との架け橋となるべく、様々な活動を推進しております。昨年は、区内各町会やこども交流、文化や体育での交流などを通じて多くの行事を実施いたしました。文化交流では、神田祭りの神輿渡御(とぎょ)に参加しました。これは、我々の先輩である松橋福蔵(ふくぞう)さんが、千代田区との姉妹都市締結の御縁を頂いた内神田旭町町会の御輿渡御です。秋田の殿様佐竹藩主のお屋敷がこの地にあったことをヒントに、千代田区との姉妹都市交流に発展していきました。今もこの地に佐竹稲荷神社があります。この旭町町会の神輿担ぎ棒には、表に「旭町」、裏に「五城目」の刻印があります。江戸三大祭りといわれるこの祭りに会員9名で参加し、交流を図りました。また、10月に延期となった「きゃどっこまつり」では、子どもたちを対象とした無料くじを実施いたしました。
また、当会では「もっと森山をもりあげ隊(3も隊)」の活動支援も行っております。森山の第2高地にある希望の鐘は、前述した松橋さんが五城目町に寄贈したものです。その希望の鐘には、次の刻印があります。
「心豊かに 大きな望める英知 勇気に満ちてさあ羽ばたけ 鐘をつく人」
まさに五城目町民の希望の鐘です。工藤兼かねおみ雄美代表・荒川滋しげる副代表と共に私も副代表として活動を行い、4年目を迎えました。3も隊では、定期登山や登山道の整備、町の花であるやまゆりの植栽など行っており、昨年にはその功績が認められ「県環境大賞」を受賞いたしました。今後も、当会としてできる限りの支援を継続していきたいと思っております。
当会は、現在の会員総数が213名、平均年齢が75・2歳と高齢化が進んでおり、若年層の会員獲得が最重要課題となっております。あらゆる媒体を通じて情報発信を行い、町とも連携しながら活動継続を図りたいと考えております。町民の皆さまにおかれましても、ご子息・ご親戚・知人の首都圏在住者への働きかけにより、ぜひとも、当会の活動内容をご理解の上、新規会員獲得のために一助頂ければ幸いです。
当会は、我々のふるさとである五城目町民と共に寄り添い、互いの交流、発展のために今後とも尽力する所存であります。
結びに、本年1年が皆さまにとって、実り多き年となりますようご祈念申し上げ新年のごあいさつとさせていただきます。

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