議会定例会(2)

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◆除雪対策について
関係者による除雪対策会議を11月29日に開催しております。今冬は、暖冬の予想とされておりますが、近年の気象変化などにより突発的な大雪が発生する可能性もあるため、気象情報に注意するとともに情報共有を密にしていくことなどを確認しております。「令和5年度道路除雪計画」では、町道実延長129.9km、うち幹線連絡道路及び集落内道路89.4kmを昨年度と同じく町内9社に、歩道の除雪は通学路を中心に15kmを3社に委託することとしております。除雪作業中の安全対策を図り、万全の除雪体制で臨むよう指示しております。

◆地域おこし協力隊について
地域おこし協力隊は、総務省が推進する制度で、人口減少や少子高齢化などの課題を抱える地方自治体に都市部の人材を受け入れ、最大で3年間を期限として地域活性化の活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組であります。本年2月から募集を開始し、11月1日付で1名を採用いたしました。井川町初の地域おこし協力隊は、大阪府出身の橋野一勝(かずまさ)さん、26歳で、日本国花苑の整備・キャンプ場運営・ふるさと納税関連業務に係る業務に従事し、当町の地域資源・魅力の活性化および様々なフィールドを活用したイベントの企画・運営に向けた活動をしていただきます。是非、町民の皆様におかれましても、橋野さんを見かけたら声をかけていただきますようお願い申し上げます。

◆町のPR事業について
昨年度より地方創生推進事業の「いかわさんといっしょプロジェクト」で町の四季を題材に制作しておりましたプロモーションビデオですが、夏編・秋編が完成し「いかわさんといっしょ」ホームページやYouTubeで公開しております。これにより、四季すべてのプロモーションビデオが完成しましたので、映像を通して井川町の魅力発信に努めてまいります。
さくらの町PR事業として実施している、井川さくら駅前のイルミネーションも今年で6年目となりました。今年は11月1日から来年1月末までを点灯期間とし、昨年同様の桜のイラスト等のプロジェクションと、毎年実施しているアンケートの意見を参考にした、桜の木を見立てたイルミネーションの設置や、フォトスポットとしてイルミネーションゲートを新しく設置しております。
12月1日から25日まではクリスマス演出期間で、駅前がクリスマスカラーとなり、プロジェクションされるイラストもクリスマス仕様となりますので、ぜひ足を運んでご覧になっていただきたいと思います。なお、点灯時間は昨年同様、電気料金の高騰を踏まえて、午後5時から午後9時までとしております。
また、10月31日を応募期限として、「爽(そう)」をテーマにインスタグラムでフォトコンテストを開催しておりましたが、127点の応募があり、現在審査を実施しております。結果については、町広報やホームページ、インスタグラム内で発表を行い、受賞作品については井川さくら駅等で掲示する予定としております。

◆豪雨災害にかかる支援金贈呈について
7月の豪雨災害に伴い、国際ロータリークラブ第2540地区様より、五城目ロータリークラブを通じて井川町に対し100万円の支援金を贈呈いただきました。11月24日に贈呈式を実施し、当町からは感謝状を贈っております。贈呈いただいた支援金につきましては、町の災害復旧に役立ててまいります。

◆生活排水処理事業等の事務を補完する官民出資会社について
生活排水処理事業等の持続的な運営に向け、県、市町村、民間事業者が共同出資して設立する新会社について、10月20日に会社の設立・運営に係る権利義務等について合意し、株主間協定を締結しました。出資総額は1億円(比率は県と市町村が51%、事業者が49%)、新会社の名称は、「ONE・AQITA(ワン・アキタ)」とし、事業開始は12月1日、生活排水処理事業に関わる職員の減少や下水道使用料の減少などの課題を踏まえ、自治体単独では難しい経営戦略の策定等を請け負うなど、市町村の事務作業を補完することとしております。

◆ふるさと井川会の開催について
コロナウイルス5類移行後、通常開催として首都圏ふるさと井川会の総会及び懇親会が、東京都内の日本青年館ホテルにおいて11月11日に開催されました。当日は、首都圏ふるさと井川会の会員47名に加え、昨年度同様に首都圏在住の学生を無料で招待し3名の学生が参加、町民及び議会議員、近隣市町のふるさと会役員、町職員など合わせて72名が参加されました。会では、町民歌やふるさとの合唱、特産品物販コーナーが賑わいを見せるなど、盛会のうちに終了しております。

◆収穫感謝祭について
10月22日、日本国花苑において井川町収穫感謝祭を開催いたしました。従来型の農産物の出品・評価形式の産業祭に替わるもので、秋の日本国花苑を活用したイベントとしております。出店コーナーでは、生活研究グループや産直生産グループ、湖東のやさい畑、JA女性部、JAフレッシュミセス、湖東3町商工会、井内壮年会などの協力により、新米販売や、だまこ餅、比内地鶏の焼き鳥等、歌と踊りの集いでは、各種団体の出演の他、地元出身の芸人等が感謝祭を盛り上げました。また、試食コーナーでは、井川栗の焼き栗のほか井川町猟友会の有志によるクマ鍋の提供もあり、クマ肉を求め行列ができるほどでありました。午後からは時折小雨が降る場面もありましたが盛況のうちに終了しております。