男女共同参画[第12回]

12／53

■「ジェンダーギャップ指数」日本は過去最低の125位という結果!
スイスの非営利財団「世界経済フォーラム」は、世界各国の男女間の格差を数値化し、世界各国をランキングした「ジェンダーギャップ指数」を毎年発表しています。
令和5年6月21日に発表された日本の順位は、対象146か国中125位という結果になりました。昨年の116位から大きく後退し、過去最低の結果となっており、先進7か国の中でも最下位の順位です。
ジェンダーギャップ指数は「政治」「経済」「教育」「健康」の4つの分野のデータを総合して算出され、日本は「政治」と「経済」が低い評価になっています。
「政治」に関しては、女性の議員や閣僚の数が少ないこと、女性の首相が誕生していないことが原因となり、「経済」に関しては、女性の管理職が少ないことや男女間の所得の格差が原因となっています。
北秋田市では、女性の参画を一層拡大するために、令和7年度までに審議会等における女性委員の割合を28・7%とすること、市役所内の女性管理職の割合を30%にすることを目標に掲げて取り組んでいます。
令和5年は、審議会等における女性委員の割合は29・4%、女性管理職の割合は18・5%となっています。
昨年度は本市の女性議員によるパネルディスカッションを開催し、性別に関わらず政治分野へ参画することについて理解を深める機会を設けました。
まだまだ課題はありますが、多様な意見を市政に反映できるよう、今後も取り組んでまいります。