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市議会9月定例会 行政報告(2)

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秋田県大館市

■JR花輪線の利用促進
8月10日、鹿角市で開催された花輪線利用促進協議会通常総会に出席しました。
花輪線は、沿線住民の通勤や通学などの生活路線であり、ニューヨークタイムズ紙に取り上げられ、世界から注目を集める岩手県盛岡市とつながっていることから、広域周遊観光を支える路線として利活用を推進することを全会一致で確認しました。
また、7月24日に秋田県と協議会の共催で行われたJRローカル線活性化研究会では、ローカル線の再生に実績を持つ、えちごトキめき鉄道の鳥塚(とりづか)代表取締役社長から、市民参加による活性化や人材の発掘が重要であること、花輪線は大館能代空港が近くにあり、空路との連携が強みになるとのお話がありました。
市では、10月28日に大滝温泉周辺で開催する「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」において、花輪線の活用を予定しているほか、各種イベントのPRなどでも連携していきます。
国からは、持続可能性と利便性の高い地域公共交通への再構築に向けた議論が求められていて、花輪線の存続のためにも、県境を越えた連携を深め、利用促進に努めます。

■秋田県北部地域の基盤整備を促進する夏期要望活動
国の補正予算や来年度の骨格予算審議に合わせ、秋田県北部地域の道路・河川に係る11の期成同盟会が合同で、整備促進と予算確保に向けた要望活動を行い、日沿道建設促進秋田県北部期成同盟会会長および米代川治水期成同盟会副会長として地元の声を届けてきました。
7月24日には、能代市長、北秋田市長、鹿角市長、藤里町長、小坂町長、鰺ヶ沢町副町長、さらには武田議長をはじめ各市町議会の議長とともに、国土交通省東北地方整備局を訪れ、「安定的・持続的な予算確保と公共事業予算の拡充」「日沿道の整備促進」「米代川水系流域治水プロジェクトの推進」などを要望しました。
また、8月2日には、県北部地域の首長、議長のほか、大館商工会議所の佐藤会頭をはじめとする商工団体代表者とともに、国土交通省と財務省へ要望を行いました。当日は、金田勝年衆議院議員に御同行いただき、道路整備と治水対策が地域の発展に大きく貢献していることを伝えました。国土交通省事務次官からは「実態がよく分かった。国土強靭(きょうじん)化の枠組みの中で予算を確保していきたい」との発言をいただきました。
引き続き、日沿道の早期全線開通や防災・減災・国土強靭(きょうじん)化が、地域の暮らしを守り、産業振興につながることを強く発信し、関係団体とともに秋田県北部地域全体の発展に寄与できるよう努めます。

■常陸大宮市との教育交流
7月31日から8月2日まで、城南小学校の6年生12人が友好都市である常陸大宮市の大宮小学校の児童と交流し、伝統産業の西ノ内(にしのうち)和紙の紙すきやカヌー体験を行いました。
江戸時代からつながる両市の歴史について、オンライン学習で共有してから訪問したことで、お互いの地域の理解をより一層深めることができました。
今後も交流を継続し、子どもたちの視野を広げ、未来を担う人材育成に取り組みます。

◆そのほかの報告
・大館市総合防災訓練の実施
・大館駅周辺整備事業の進捗状況
・大館市エコフェア
・生活支援等給付金事業
・コロナワクチン接種
・帯状疱疹(ほうしん)ワクチン接種費用の助成
・企業の設備投資と雇用対策の状況
・大館能代空港の利用状況
・サマースクールin秋田大館
・台湾トップセールス
・ハチ公生誕100年事業
・ONSEN・ガストロノミーウォーキンググランプリ受賞
・夏のスポーツ事業
・第71回東北六県市町村教育委員会連合会定期総会および教育委員・教育長研修会の開催
・大館市20歳を祝う会
・水難救助合同訓練

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