[横手市議会 6月定例会 市長所信説明]田園都市ならではの経営資源をフル活用。(2)

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■令和5年度事業などの進捗状況
▽大型公共施設整備事業
横手体育館および横手市民会館の整備事業は、いよいよ本格的なスタートを切り、現在、造成工事や建設予定地にある既存の公共施設の解体工事などに着手しています。
5月に開催した住民説明会では、事業に対する期待の高さを改めて感じました。今後は両施設の利用方法や維持管理、運営主体などについて、市の将来を見据えた検討を重ねていきます。

▽横手駅東口周辺整備
横手駅東口第二地区市街地再開発事業は、建築工事が順調に進み、今年度中に事務所・ホテル機能などが配置される複合施設と新公益施設の建築工事が完了する予定です。
また『人と人とが【つどい、つながる】交流拠点』をコンセプトに生涯学習機能と図書館機能の融合を目指す新公益施設『Ao-na(あおーな)』については、今年度より『Ao-na開館準備室』を設置し、令和6年春のオープンに向け準備を進めています。

▽国民健康保険
令和4年度の歳出の医療費見込みについては、一人当たりの保険給付費が34万円で、前年度比1.3%の増加となりました。一方歳入では、国保税収納率について、令和4年度現年分が94.9%、滞納繰越分が22.5%でした。国保制度改革による財政支援が今年度まで継続されるため、財源を確保できる見込みであることから、今年度も国保税率を据え置くことにしました。

▽新型コロナウイルスのワクチン接種
今年度も自己負担なしで接種を受けることが可能で、現在は65歳以上の方などに接種を進めています。9月からは、初回接種を完了した方のうち5歳以上の方を対象に接種を開始します。実施時期が近くなりましたら、全戸配布などで市民の皆さんにお知らせします。

▽地域おこし協力隊隊員の受入状況
昨年度までに3名を受け入れていますが、今年度新たに2名の隊員を受け入れました。この2名の隊員は、昨年度に横手市地域おこし協力隊『活動支援団体』として選定した株式会社杢もくにおいて、農家とのネットワーク構築や新たな特産品の磨き上げなど、農林業などの地域産業の振興に関する活動に取り組んでいます。

▽学校給食センターの業務委託
4月から横手、平鹿、雄物川の3給食センター体制に再編となりました。調理および配送などの業務を民間事業者に委託していますが、大きなトラブルもなく順調に移行しています。
今後も、委託事業者と連携し、衛生管理の徹底を図りながら、安全で安定した給食の提供に努めます。

▽コミュニティ・スクール
今年度は、コミュニティ・スクールに対する学校運営協議会委員の理解をより深めるための研修会を開催し、各校が抱える課題の解決に向けた取り組みが推進されるよう後押しします。
さらに、市が目指す『地域とともにある学校づくり』と『持続可能な地域づくり』の実現に向けて、地区交流センターとの連携や地域住民への周知を図ります。

令和5年6月定例会の所信説明は、市ホームページに全文を掲載しています。
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