こころの病気について
■こころの病気は、誰でもかかりうる病気です
日本人のおよそ30人に1人が、こころの病気で通院や入院をしているといわれています。また、生涯を通じて4人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの病気は特別な人がかかるものではなく、誰でもかかる可能性のある病気です。
■こころの病気は、回復する病気です
こころの病気にかかったとしても、多くの場合は治療により回復し、社会の中で安定した生活を送ることができるようになります。
最近では、効果が高く副作用の少ない治療薬もあり、以前よりも回復しやすくなっています。こころの病気になった場合は、体の病気と同じように治療を受けることが何よりも大切です。
■こころの不調やストレス症状
こころの不調やストレス症状が長く続いたり、日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門機関に相談することをおすすめします。次のような気になる症状が続くときは、専門機関に相談しましょう。
▽本人が感じる症状
・気分が沈む、憂うつ
・何をするにも元気が出ない
・イライラする、怒りっぽい
・理由もないのに、不安な気持ちになる
・気持ちが落ち着かない
・胸がどきどきする、息苦しい
・なかなか寝つけない、熟睡できない
・夜中に何度も目が覚める
▽周囲の人が気付きやすい変化
・服装が乱れてきた
・急に痩せた、太った
・感情の変化が激しくなった
・表情が暗くなった
・遅刻や休みが増えた
・ミスや忘れ物が多い
・独り言が増えた
■相談機関
あなたの悩みを聞いて、一緒に考えてくれる相談先があります。一人で抱え込まず、相談してみませんか。
■自殺予防キャンペーンを行います
健康長寿課では、3月1日(金)から15日(金)までの間、市役所1階市民ホール横の待合スペースにキャンペーンブースを設置しています。こころの健康づくりに関するパンフレットもありますので、市役所にお越しの際はお立ち寄りください。
問合せ:健康長寿課
【電話】853-5315
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