令和4年度 水道・下水道事業の決算状況をお知らせします

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■水道事業会計
能代市水道事業の給水戸数は2万1039戸、給水人口は4万1343人で、当年度純利益は、9450万6千円となりました。
建設改良事業では、配水管等整備事業として、末広町地区配水管更新工事、長崎分区下水道工事に伴う配水管移設工事、東能代第一分区下水道工事に伴う配水管移設工事、能代工業団地内配水管等移設工事を行いました。

◇収益的収支(税抜き)
水道水を作り、各家庭や事業所へ給水するまでの費用とその財源

(主な支出)
経費…水を作る、施設維持、料金徴収などの経費や人件費
減価償却費…水道施設の価値の減少を費用として計上
支払利息…建設工事のための借入金利息
純利益…次年度以降の建設改良費などに使用

◇資本的収支(税込み)
水道施設を建設・改良するために必要な費用とその財源

(主な収入)
企業債…建設工事のための借入金
不足額…減価償却費などで補てん

(主な支出)
建設改良費…施設や配水管等の工事などに係る経費
企業債償還金…建設工事のための借入金の元金返済

◆公営企業経営の今後の見通し
水道事業、下水道事業ともに、これまで民間委託の推進や人員配置の見直しなど業務の効率化、経費の削減に取り組んでいます。しかし、人口減少に係る使用料収入の減少や、建設改良工事および設備投資に伴う減価償却費の増加などが見込まれることから、経営を取り巻く環境は一層厳しくなるものと予測されます。引き続き効率的で安定した事業運営に努めていきます。

問合せ：
水道事業会計　水道課【電話】52-5221
下水道事業会計　下水道課【電話】89-2202

■下水道事業会計
能代市下水道事業の処理区域内人口は2万6325人で、当年度純利益は、2億3803万4千円となりました。
建設改良事業では、汚水に係る管渠整備事業として長崎分区、東能代第一分区を整備しました。また、公共下水道事業に係る生活排水処理施設整備構想の見直しに着手しました。
管渠改修事業としては、米代川横断水管橋の耐震補強工事、港町排水区管渠改修工事を行いました。
また、能代終末処理場の再構築工事の実施設計を行いました。

◇収益的収支(税抜き)
汚水および雨水を処理する費用とその財源

(主な収入)
他会計負担金・他会計補助金…雨水処理などの経費に対する一般会計からの繰入金

(主な支出)
経費…汚水処理、施設維持、使用料徴収などの経費や人件費
減価償却費…下水道施設の価値の減少を費用として計上
支払利息…建設工事のための借入金利息
純利益…次年度以降の建設改良費などに使用

◇資本的収支(税込み)
下水道施設を建設・改良するために必要な費用とその財源

(主な収入)
企業債…建設工事のための借入金
不足額…減価償却費などで補てん

(主な支出)
建設改良費…終末処理場や下水道管等の工事などに係る経費
企業債償還金…建設工事のための借入金の元金返済