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自治体の皆さまへ

困難を乗り越え飛躍の年に 鹿角市議会議長 中山 一男

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秋田県鹿角市

市民の皆さま、明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、希望に満ちた爽やかな新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
また、平素より市議会に対しまして、貴重なご意見やご提言を賜り、厚く御礼を申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが5類に移行したことに伴い、市内外においてさまざまなイベントや行事が再開されるなど、コロナ禍以前の賑わいを徐々に取り戻した年となりました。私も各種イベントや行事に参加させていただき、人と人とのつながりの大切さを改めて実感したところであります。
また、国内観光需要やインバウンドの増加により、国内や地域経済も復調の兆しが少しずつ見えてくるなど、長引く物価高騰や円安の影響により疲弊した国内経済回復の起爆剤となることを、切に願うものであります。
本市においても、世界に誇る文化遺産を生かしたヘリテージ・ツーリズムの推進など、地域経済の活性化や市民生活の安定に向けた各種施策を展開しながら、引き続き行政とともに、市民福祉の向上に努めてまいります。
さて、本市のまちづくりの指針となる第7次鹿角市総合計画においては、令和7年度までの前期基本計画も今年で4年目となり、実施してきた施策の成果が求められる時期となりました。
総合計画に掲げた各種事業が計画的に実施され、将来都市像「ふるさとを誇り未来を拓くまち鹿角」の実現とともに、その思いをしっかりと次の世代につなぎ、今後も本市が活気にあふれたまちであり続けられるよう、市議会といたしましても、全力で取り組む所存であります。
そして、市民の皆さまの声を市政に届ける役割を果たすべく、今まで以上に研さんに努め、鹿角市議会基本条例が掲げる議会の活性化、市民福祉の向上、市民が安全で安心して暮らせる活力のあるまちづくりの実現に向けて、市民の皆さまの声を大切にしながら、議会の使命と責任の重大性を肝に銘じ、今後もまい進してまいります。
結びとなりますが、今年の十二支は「辰」であります。十干(じっかん)と十二支を組み合わせた干支は「甲辰」の年となり、「春の日差しが、あまねく成長を助(たす)く年」と言われております。この言葉のとおり、春の暖かい日差しが大地すべてのものに平等に降り注ぎ、成長と変化を誘う年となるよう、社会全体が龍のごとく飛躍することを心から期待するものであります。
市民の皆さまにおかれましても、今後とも変わらないご指導ご鞭撻(べんたつ)を賜りますよう、お願い申し上げますとともに、皆さまのご多幸と、本市のさらなる発展を祈念し、年頭のご挨拶といたします。

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