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自治体の皆さまへ

飛躍と発展を目指して 鹿角市長 関 厚

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秋田県鹿角市

明けましておめでとうございます。
令和6年の輝かしい新春を迎え、市民の皆さまに謹んで新年のお慶びを申し上げます。また、平素から市政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
早いもので、市長に就任し3回目の春となりました。今年も、人口が減少する中にあっても、社会を形成する産業の担い手が活躍する持続可能なまちの創出を目指し、「ふるさとを誇り未来を拓くまち鹿角」の実現に全力を尽くす決意を新たにしたところです。
昨年を振り返りますと、令和4年8月の大雨災害で区間運休が続いていたJR花輪線が、5月14日に全線運転再開となりました。関係者が一丸となって各方面に応援を要請した活動が実を結び、早期復旧につながったことは、大変喜ばしい出来事でありました。
また、11月には、十和田大湯田代平地区において、大手企業による使用済み車載用電池を定置用の蓄電池システムにリユースする実証事業が開始されました。
この画期的な事業が、「2030ゼロ・カーボンシティ」を目指す本市で行われることを契機に、参画する日本有数の大手企業とのつながりを大事にし、地域の発展に生かしていけるよう取り組んでまいります。
さて、世界はいま、コロナ禍を経て大きな転換期を迎えており、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ情勢、気候変動や物価高などが、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしていますが、今年は、地域経済の回復と市民生活の安定に向けて、極めて大事な年になるものと考えております。
そのため、私は市民との対話を重視して、「いつでも市長室」や「地域づくりミーティング」などを通して、皆さまの声にしっかりと耳を傾け、ともに知恵を出し合いながら、全力でまちづくりを進めてまいります。皆さまが魅力ある地域として愛着を持ち続けられるよう、未来を切り開き、品格と風格ある、永続性のあるまちにしてまいります。
今年の干支(えと)は「甲辰(きのえたつ)」で、高みを目指し、天翔ける龍の年です。辰年は、成長や発展の年とされており、私も、市民の皆さまの生活が大きく向上する年となりますよう、新たな気持ちで市政運営に取り組むことをお約束します。
この一年が皆さまにとりまして、希望に満ちた素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶(あいさつ)といたします。

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