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地方のかがやき 茨城県つくばみらい市(1)

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◆「みらい都市」の実現に向けて子育て支援や教育の施策を拡充

茨城県の南西部に位置するつくばみらい市一帯は、徳川家康の家臣で親子二代に渡り関東郡代だった伊奈忠次とその子の忠治が治水と新田開発に取り組み、かつて「常陸谷原三万石」と称されるに至った水田地帯です。
高度経済成長期には大規模な宅地開発が始まり、平成17年には首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスのみらい平駅が開業して東京都心の秋葉原駅と最短40分で結ばれると、駅周辺は首都近郊都市としての発展が加速しました。
この地を豊かな穀倉地とした福岡堰は関東三大堰に称えられ、その堤は桜の名所として茨城百景に選定されています。

都心から40キロメートル圏にありながら広大な美田がよく保たれており、市は今年4月に「つくばみらい市産米の消費拡大に関する条例(お米を食べよう条例)」を制定するなど、市内産米の安定生産と消費を拡大するための施策を講じています。

■江戸時代に開かれた水田地帯と都市機能が整った新興住宅地の共存

◇新鮮な果物や野菜 巨峰、トマト
肥沃な土地で果物や野菜が育つ。巨峰は大粒でジューシー。甘くておいしいトマトは、直売所を中心に大人気!

◇昭和31年につくられた木製橋 小目沼(おめぬま)橋
小貝川両岸の村を結ぶために作られた橋。長さ95m。昔ながらの景観が好まれ、映画やドラマなどの撮影にしばしば使用される。

◇つくばエクスプレスの車窓からも見える 田んぼアート
約3,500平方メートルの田んぼに色の異なる稲を使って絵や文字を描くアート。NPO法人古瀬(ふるせ)の自然と文化を守る会が中心となり始まった。

◇スポーツから大浴場まで楽しめる きらくやまふれあいの丘
すこやか福祉館と世代ふれあいの館のほか、ゲートボール場、テニスコート、アスレチック広場、野外ステージなどがある。

◇高速道路からアクセス良好な名門コース ゴルフ場
市内に4つのゴルフ場がある。写真は日本庭園の大家、佐藤昌氏の設計による名門コース、筑波カントリークラブ。

◇お囃子に合わせて人形などを操るからくり花火 綱火 小張松下流・高岡流
8月下旬に市内の神社で行われる民俗芸能。小張松下流(左)と高岡流(右)の二流派が伝わる。国の重要無形民俗文化財。

◇この地で生まれた大探検家・測量家 間宮林蔵記念館・生家
この地に生を受けた江戸時代の探検家、間宮林蔵の記念館。樺太が島であることを確認した業績などを展示。移築、復原された生家も。

◇関東三大不動尊 板橋不動尊
「板橋不動尊」と呼ばれる清安山不動院願成寺。約1,200年の歴史がある真言宗の寺院で毎月28日の縁日に護摩祈祷が行われる。

◇関東三大堰の桜の名所 福岡堰
関東三大堰に数えられ、春には約1.8キロメートルにも及ぶ堤に桜が咲き誇り、その開花時期には、「福岡堰さくらまつり」が開催される。

※写真は本紙をご覧ください。

◎Tsukuba Mirai City
人口:53,377人(令和5年8月1日現在)
面積:79.16平方キロメートル
市の花:なのはな
市の木:さくら
市民の鳥:ひばり
【URL】https://www.city.tsukubamirai.lg.jp

■市の未来を担う子どもたちのために
つくばみらい市長 小田川 浩

400年ほど前に開拓された米どころにある本市は、今も基幹産業である米づくりを応援したい、と毎年11月に「つくばみらい市米コンテスト」を実施してきました。令和7年には世界最大の米の国際大会(米・食味分析鑑定コンクール)の開催も決まっています。
また、新興住宅地が整備され、若い世帯が増えている本市は、教育を未来に向けた重要な投資ととらえ、市政運営においては市民に寄り添うことに重きを置き、子育てや教育の環境の充実に力を入れています。

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