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地方のかがやき 茨城県つくばみらい市(2)

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◆つくばみらい市の取組01
教育、防災、コミュニティ、エネルギー、4つの分野で民間企業と連携して進める
「みらい都市」実現プロジェクト

人口の増加にともない、多様化・複雑化する住民ニーズに対応していくため、つくばみらい市は市内に立地する企業などと約90件の協定を結んでいます。
そのうちの一つ、市内に高砂熱学イノベーションセンターを立ち上げ、地域に貢献にしたい、とする高砂熱学工業株式会社とは令和2年に、脱炭素社会の実現や社会課題の解決に向け、教育、防災、コミュニティ、エネルギーの4分野における取組を進める包括連携協定を締結し、すでに市立小学校体育館での空調換気システムの実証試験や子どもたちの環境意識を醸成する賞の創設、同社施設におけるマルシェなどを実施しています。
これら地域社会の持続可能な発展と「みらい都市」の実現に向けた取組は高く評価され、令和4年度ふるさとづくり大賞で地方自治体表彰(総務大臣表彰)を受賞しました。

◆つくばみらい市の取組02
妊娠期から子育て期にわたって切れ目のない、個別支援を実施
おやこ・まるまるサポートセンター

「よりそう市政」を掲げるつくばみらい市が展開するおやこ・まるまるサポート事業は、妊娠・出産期から子育て期までの切れ目のない支援を実施するため個別のニーズを把握したうえで情報提供や相談支援を行い、子育てサービスを円滑に利用できるよう関係機関と連携するものです。
より包括的な支援を行う体制整備として今年度、福祉部にこども局を新設するとともに、おやこ・まるまるサポートセンターを室から課に昇格し、母子保健と発達支援の事業を移しました。
事業の拠点となるのが市内に9か所ある常設の子育て支援室であり、ここでは保育士など専門職のほか、市が認定したママ・パパかかりつけコーディネーターが地域における身近な相談者として対応しています。

◆つくばみらい市の取組03
幼児期から英語に慣れ親しみ、外国語の文化に触れる機会を
公立幼稚園に専属ALTを配置

子どもたちの語学力や国際理解の向上のため教育委員会が小学校などに配置するのがALT(Assistant Language Teacher 外国語指導助手)です。
つくばみらい市の各小学校でもALTが外国語活動を行っていますが、幼児期からの一貫した教育プロジェクトとして、小学校の英語学習にスムーズに入れるよう、幼児期から英語に親しめる環境を提供するとともに外国文化に触れる機会とするため、令和元年から公立幼稚園へのALTの派遣を始めました。
学びの連続性を考えて小学校と同じALTを週1日、市内に3つある公立幼稚園に派遣していましたが、令和5年6月から公立幼稚園に専属のALTを1名ずつ配置するようになっています。

◇つくばみらい市に移住しました
株式会社いくとせ
平山直之さん

ドイツの伝統製法のハム、ソーセージ

平成22年に移住した大阪府出身の平山直之さんは都市銀行、ゲーム制作会社を経て食品衛生管理者の国家資格を取得、ハム、ソーセージの職人として、昨年、会社を立ち上げました。「子どもたちが栄養のあるもの、おいしいものを選べるようになる手助けをしたい、と社是は『みらい(味蕾)を創る』としました」と語る平山さん。修業時代に学んだドイツの伝統製法を基本としつつ、子どもも食べられるように塩分やスパイスはアレンジしています。

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