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《特集》G7 群馬高崎デジタル・技術大臣会合を開催しました

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◆G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合の開催
2023年(令和5年)4月29日および30日、総務省は、デジタル庁および経済産業省と共同で、群馬県高崎市において「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」を開催しました。同会合は、5月19日から21日に開催されたG7広島サミットの関係閣僚会合の一つであり、構成国・地域のほか、招待国および国際機関が参加し、デジタル・技術における諸課題について議論が行われ、成果文書として、閣僚宣言および附属書が採択されました。
本会合では、次の6つのテーマについて議論が行われました。
・越境データ流通と信頼性のある自由なデータ流通(DFFT※)の推進
・安全で強靭性のあるデジタルインフラ
・自由でオープンなインターネットの維持・推進
・経済社会のイノベーションと新興技術の推進
・責任あるAIとAIガバナンスの推進
・デジタル競争
※「DFFT」:”Data Free Flow with Trust”「信頼ある自由なデータ通信」。プライバシーやセキュリティ・知的財産権に関する信頼を確保しながら、ビジネスや社会課題の解決に有益なデータが国境を意識することなく自由に行き来する、国際的に自由なデータ流通の促進を目指す概念。

◆バイ会談
大臣会合の機会に、松本大臣は、イギリス、フランス、ドイツ、欧州連合(EU)、インドおよびウクライナとバイ会談を実施しました。
ドイツのヴィッシング デジタル・交通大臣とは、総務省と連邦デジタル・交通省との間で、ICT分野に係る協力覚書に署名しました。

◆日本政府主催大臣夕食会
2023年(令和5年)4月29日(土)に、群馬県前橋市の臨江閣で、「日本政府主催大臣夕食会」が開催され、G7各国の代表団が招待されました。
冒頭、主催者を代表して、松本大臣による挨拶が行われました。
夕食会では、緑豊かな群馬県で育まれた食の恵みを感じる料理や銘酒が振舞われ、各国代表団へのおもてなしが行われました。

■G7デジタル・技術閣僚宣言のポイント
◇越境データ流通と信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)の推進
DFFT の具体化のための国際枠組み(IAP)の設立およびDFFTの具体化のためのG7ビジョン・プライオリティに合意。

◇安全で強靭なデジタルインフラ構築
オープンで相互運用性などの要素を含むBeyond 5G/6G時代における将来ネットワークのビジョンを策定し、安全で強靭なデジタルインフラの構築に向けたG7アクションプランに合意。

◇自由でオープンなインターネットの維持・推進
自由でオープンかつ、グローバルで分断がなく、信頼性があり相互運用可能なインターネットの維持・推進に向けたG7アクションプランに合意。

◇経済社会のイノベーションと新興技術の推進
デジタルインフラの相互運用性の確保やデジタルサプライチェーンにおけるソフトウェアの脆弱性対策革新的技術イノベーションに親和的なガバナンス手法の活用。

◇責任あるAIとAI ガバナンスの推進
AIガバナンスのグローバルな相互運用性を促進等するためのアクションプランに合意。生成AIについて、早急に議論の場を持つことに合意。

◇デジタル市場における競争政策
デジタル競争分野での既存の法律や新たな法制度の立案や執行において各国で共通して抱える課題を共有していくこと、デジタル競争サミットを今秋開催することに合意。

■デジタル技術展を開催しました

松本総務大臣、河野デジタル大臣、西村経済産業大臣、尾身総務副大臣、国光総務大臣政務官などが視察しました。

日本の先進技術などをG7各国にアピールし今後の国際展開・国際連携を促進するため、4月28日~30日の3日間、Gメッセ群馬の展示ホールにおいて、「デジタル技術展」を開催しました。
通信、電機・システム、研究開発、モビリティ、イノベーション、行政DX、映像などデジタル関係の企業・団体約100者が出展し、各国閣僚および日本側3大臣が視察するとともに、3日間の一般公開で出展者を含めて約5500人が来場しました。

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