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地方のかがやき 嬬恋村 群馬県(1)

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◆キャベツなどの高原野菜で知られる村はスマートシティ化で住民の幸福を追求

日本武尊(やまとたけるのみこと)が愛妻の弟橘媛(おとたちばなひめ)を思い、碓日坂(うすひのさか)(現在の鳥居峠)でその名を叫んだという伝承に由来するのが嬬恋村の村名です。
群馬県の西端に位置し、周囲には、いずれも日本百名山に選定される浅間山、吾妻山(四阿山)、白根山という2000m級の名峰が連なります。一帯の雄大な自然は高く評価され、白根山と万座温泉地区はユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に、浅間山から八ッ場ダムを含む地域は日本ジオパークに認定されています。
本州のほぼ中央、列島の分水嶺をなす山々が囲む高原にある嬬恋村の年間の平均気温は8度前後と涼しく、また1日の寒暖差が大きいことから、高原野菜の適地で、特に夏秋キャベツは出荷量日本一を誇ります。
避暑地としても最適の気候であり、昭和40年代から別荘の開発が本格化し、今や約7000棟が建ち並ぶ一大別荘地となっています。

■百名山に包包 まれた雄大な景観 一大別荘荘 地を抱抱 える清涼涼 な高原

◇村の暮らしに密接につながる 浅間山北麓ジオパーク
吾妻川流域以南を含む約280平方キロメートルを範囲とする。山頂・鬼押出し・北軽井沢・湯ノ丸・鎌原大笹・吾妻川の6つのジオパークエリアから構成される。

◇高原の朝露で瑞々しいおいしさに 嬬恋高原キャベツ
7月~9月にかけて見渡す限りのキャベツ畑が出現。「つまごいパノラマライン」では高原の畑を見ながらのドライブを楽しめる。

◇「愛してるよー」と妻に叫ぼう 愛妻の丘
「愛妻家の聖地」嬬恋村の人気スポット。9月に開催されるイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」の舞台。

◇滑らかな赤身が自慢 ギンヒカリ
2年飼育で1kg程度まで成長させたニジマス。歯ごたえ、身の締まりが良い。「嬬恋産ギンヒカリ」は村内の宿泊施設でも提供される。

◇ジャガイモでつくられた郷土食 くろこ
でんぷんを取ったジャガイモの搾りかすを利用した保存食。写真は「勉強屋」のくろこ入りそばせんべいのセットメニュー。

◇圧巻の溶岩アート群 鬼押出し園
天明3年(1783年)の浅間山の噴火が生み出した溶岩の景観。春は高山植物、夏は涼、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の変化が。

◇嬬恋村の代表的な湧き水 干俣の清水
村内には各所で飲用もできる湧き水がある。干俣の清水は道路沿いにあり、容器に入れて持ち帰ることもできる。

◇パッケージは朝・昼・夜を表現 つまごい水日和
嬬恋村産の天然水。四阿山の雪融け水が伏流水となって地中深く浸透し、安山岩のフィルターを通って良質の湧き水となる。

◇浅間山大噴火の歴史を今に伝える 鎌原観音堂
天明3年の浅間山の噴火では大規模な土石なだれが発生。鎌原村の人々のうち石段の上の観音堂に避難した 93 人が助かったと伝わる。

◇観光スポット巡りにぴったり つまちゃり
嬬恋村観光案内所で電動アシスト付き自転車を貸し出す事業「つまごいパノラマレンタサイクル(つまちゃり)」。春~秋限定。

◇日本有数の名湯から隠れた秘湯まで 嬬恋村の温泉
湯どころとして知られる嬬恋村には、万座、鹿沢・新鹿沢、嬬恋高原、半出来、奥軽井沢といった名湯・秘湯が多くある。写真は鹿沢温泉の夜の湯舟。

※写真は本紙をご覧ください。

◎Tsumagoi Village
人口:9,378人(令和5年5月1日)
面積:337.6平方キロメートル
村の花:リンドウ
村の木:白樺
村の魚:ヤマメ
【URL】https://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/www/

■農業と観光を軸としつつスマートシティを推進
嬬恋村長 熊川栄

大正時代に生産が始まったキャベツは先人のたゆまぬ努力により村の代名詞となったものです。農業が村を支える基幹産業とすれば、伸びしろのあるリーディング産業が観光です。多くの温泉やゴルフ場、スキー場などのレジャー施設がそろうリゾート地でもある本村は農業と観光を軸とした地域づくりを進めつつ、未来に向け、スマートシティも推進しています。持続可能な社会をつくるうえでの貴重な資源である水や食料、そして美しい空気に恵まれた嬬恋村にぜひお越しください。

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