文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和6年度群馬県予算 幸福実感・新群馬実現予算(3)

3/17

群馬県

■重点施策3 群馬モデルの発信
○群馬モデルの追求
群馬の強みを生かした独自の群馬モデルを発案・実行し、国内外への発信を加速します。多様な人材や考えを受け入れ、群馬から新たなビジネスが次々と創出される「全県リビングラボ※構想」の実現に取り組みます。
農業の持続的・安定的発展のため、畜産業が盛んな本県の特徴を生かし、有機質肥料の普及を図り、有機農業を推進します。
人脈構築や優れたコンテンツの発信を進め、世界の先進技術をつかむため、知事による「トップ外交」を実施します。
・全県リビングラボ構想の実現…2億2,671万円
・有機農業の普及・拡大…1億5,720万円
・地域外交推進…6,826万円
※リビングラボ…異業種連携・官民共創による実証プロジェクトの創出を支援し「新たな価値の創造」「地域課題の解決」などに取り組むもの

○県有施設の効果的な整備
官民の知恵を結集し、質が高く、県民の誇りとなるような施設を造ります。中長期的な財政負担を減らし、にぎわいを生む「ワイズスペンディング」の発想で予算を投入します。
ぐんまフラワーパークは、7年4月のリニューアルオープンに向け、改修工事や開園準備を進めます。敷島公園新水泳場は、民間のノウハウを活用し、県産木材を使った特徴ある施設を造っていきます。また7年4月の新高校開校に向け、沼田高校校舎の改築や改修工事を実施します。熱中症対策や避難所利用時の環境改善のため、県立学校の体育館に空調を整備します。
・フラワーパーク改修(R6当初+2月補正)…36億9,680万円
・敷島公園新水泳場整備…6億4,440万円
・沼田・利根地区新高校整備…21億3,153万円
・県立学校体育館空調設備整備…6億7,067万円

○デジタルトランスフォーメーション(DX)※1・グリーンイノベーション(GI)※2の推進
ICTを活用した文理横断的・探究的な学びの強化のため、公立高校に対してパソコンなどの環境整備を行う他「tsukurun」や「TUMOセンター」などとの連携を視野に、教育のDXを進めます。また「マイナ保険証」を活用した電子処方箋の導入・普及促進や、市町村のDXを支援します。
脱炭素に取り組む市町村と企業を結び付けるための支援を行うとともに、太陽光発電設備や蓄電池の導入への補助を行い、GIの取り組みを支援します。
・ぐんまDXハイスクール…1億5,258万円
・電子処方箋活用・普及促進…2億6,739万円
・GI加速化支援…2,059万円
・再エネ導入支援…7億6,543万円
※1 DX…デジタル技術により業務や社会を変革すること
※2 GI…経済と環境の好循環を創り出し、経済社会全体を根底から変革する取り組みのこと

■重点施策4 財政の健全性の確保
県民の皆さんの安全・安心を守るとともに、県が「新・群馬県総合計画」で描いた2040年の姿を実現するためには、財政の健全性を確保する必要があります。引き続き、中長期的な視点をもって財政健全化に努めていきます。

▽基金残高の確保
財政調整基金は、大規模災害の備えとして重要です。6年度の基金残高は事業の見直しの他5年度の県税の増収などにより、269億円を確保し、平成10年度以降、最高額です。

▽県債発行額の抑制
県債の新規発行額は臨時財政対策債の減により、475億円となりました。これは過去30年で最も少ない金額です。

▽県債残高の縮減
県債の発行を抑制したため、年度末残高は、3年連続で減少し、過去最大であった3年度と比較すると、984億円減少しました。

県債は県民生活に直結する社会基盤整備のための財源であり、将来の世代にも公平に負担していただく必要があるため、発行しているものです。ただし、県債の残高が増えすぎると、将来の償還に予算が割かれることにも留意し、適切な活用を図る必要があります。

▽事業の見直し
財政の健全性を確保するため、計113件(約9.5億円減)の見直しを行いました。

問合せ:県庁財政課
【電話】027–226–2091

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU