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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊って?(1)

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群馬県前橋市

都市部から生活の拠点を移した人を、自治体が「地域おこし協力隊」として委嘱。隊員はおおむね3年以下の活動期間に、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこしの支援や、農林水産業への従事など地域協力活動を実施し、その地域への定住・定着を図る取り組み。

■市民が作る市民編集のページ Vol.148
文:ワカモノ記者・勅使河原花菜、茂木春香
今回は本市で活動している地域おこし協力隊のうち、移住定住促進地域おこし協力隊・上原裕介さん、地域づくり分野地域おこし協力隊・パーベルフョードロフさんに取り組みなどについて話を聞きました。

◇プロフィール
移住定住促進地域おこし協力隊
上原裕介さん
出身地:東京都
活動開始時期:昨年6月1日
活動内容:本市への移住定住促進事業に関すること

Q1:なぜ本市の地域おこし協力隊に?
A1:東京に住んでいましたが、一度周りを見てみたいと考えるようになりました。そんな時にテレビで移住コンシェルジュ・鈴木正知さんのインタビューを目にし、前橋市はきれいなところだと感じ、興味を持ちました。そこからインターンなどを経て、現在に至ります。

Q2:地域おこし協力隊としての活動内容は?
A2:主に地域貢献です。地域団体への活動支援や農業事業者の手伝い、移住者交流会、自治会の会議への参加などを実施しており、都内で開催される移住相談会などで実体験を通したアドバイスができるように取り組んでいます。また、赤城山石井ハウスに住みながら管理もしています。

Q3:一日のおおまかなスケジュールを教えてください。
A3:朝は赤城山石井ハウスの掃除、昼は田んぼや畑などの手伝い、夜は地域おこし協力隊の活動記録のための動画編集などをしています。移住相談時には、相談対応をしています。

Q4:本市に移住するまでに地方都市に来た経験は?
A4:ほとんどないです。子どもの頃に祖父母の家に行ったことがある程度なので、今は子どもの頃の心象風景に住んでいる気分です。

Q5:本市で好きな場所はありますか?
A5:周囲の田んぼの風景がとても好きです。他には世界の名犬牧場(富士見町石井)や近所にある菓子店などもお気に入りです。

Q6:これからの目標は?
A6:この家を人が集まる場所にしていきたいです。先日、地域の人を招いてお茶会を開催しました。ここの花壇を使って園芸教室の実施も予定しています。これからもイベントを開催して人が集まる場所を作っていきたいと考えています。

■赤城山石井ハウス
空き家を活用した懐かしい雰囲気の家屋で、小鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながら、縁側や和室でのんびり過ごすスローライフの体験や移住体験もできます。また、イベントの開催や地域住民・移住者・支援者の交流の場などとして誰でも活用できます。詳しくは問い合わせてください。
場所:富士見町石井407

問合せ:上原さん
【電話】070-3174-2045

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