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熱中人126

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群馬県千代田町

■ウルトラマラソンランナー
◇目標は70歳まで100キロマラソン完走―中島 勝則さん(下中森・60歳)―
誰もが小学生や中学生の時に経験したマラソン。わき腹が痛くなったことがある方も多いことでしょう。小麦色の肌に鍛え上げられたこちらの男性は下中森に住む中島勝則さん。中島さんは足立区役所の現役職員でありながら、マラソン愛好家としての顔も持ちます。
マラソンとはほとんど関わりの無い人生でしたが、48歳の時に転機が。運動不足や飲み会などの影響で中年太りぎみになってしまいました。どうしたら痩せられるかと考えているときに思い出したのは、高校時代の50km強歩。そこから、マラソンを始めようと思い立ちました。10月の初旬から練習に取り掛かり、まずは翌年3月に開催されるハーフマラソンを目標に。はじめは短い距離を練習し、徐々に距離を伸ばしていきました。すると大会当日は2時間を切る好タイムで完走。その達成感がマラソンへの情熱に火を付けました。次々と新たな大会に出場し、5年が経つ頃には「365日走ること」が目標に。仕事の帰りには、南羽生駅から川俣駅までの12kmを走ったり、職場の昼休憩1時間の間に5km走ったりしていました。その結果、362日目に肉離れを起こし1ヵ月以上練習を休むことに。この時、休息することの重要さが身にしみました。
今では※1トレイルランニングや※2ウルトラマラソン、フルマラソン、ハーフマラソンなど年に6回ほど大会に出ています。「毎回辛いです。救護車を見るたびに今乗れば楽になれるのに…と思うけれど、ゴールした時の達成感は何事にも代え難いもの」と中島さん。今は「赤城山トレイルランニングレース2023」を目指し、日々練習に励んでいます。マラソンの魅力を「おいしい空気や山の景色に癒やされ、無心になれることと、人がなかなかできないことをする達成感。そして、マラソンを通して出会った仲間と出場した町のレガッタ大会や団体マラソン大会で好成績を残したことです」と語る中島さん。
将来の目標について「今年、還暦で100キロマラソンを完走したので、次は70歳で100キロマラソンを完走すること。そして、仕事が落ち着いてきたら、町の皆さんにマラソンの魅力を発信していきたいです」と目を輝かせました。

※1トレイルランニング…山道や林道を走るアウトドアスポーツ
※2ウルトラマラソン…フルマラソン42.195kmを超える道のりを走るマラソン。

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