■知事コラム VOL.52
Where there’s a will,there’s a way.~意志あるところに道は開ける~
この度の台風第13号の記録的な大雨による災害により、亡くなられた方のご冥福を謹んでお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。被災された皆さまが一日も早く日常生活を取り戻し、安心して暮らせるよう、早期の復旧・復興に全力で取り組んでまいります。
さて、10月から、地域とJRグループ6社が一体となって行う国内最大規模の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン(茨城DC)」が始まりました。
茨城DCは、コロナ禍で打撃を受けた地域経済の回復はもとより、本県観光の存在感を高める絶好の機会です。
昨年10月から12月に開催したプレキャンペーンでは、特別企画や地域のイベントに、県内外から約387万人もの方々にご参加いただき、期間中の観光消費額は、同時期過去最高額となる約933億円を達成しました。
これらの成果を一過性のものとせず、継続的な観光誘客に結び付けていくためには、地域の特長や強みを活かした観光コンテンツの造成が不可欠です。
そのため、本年は、「想像超えいばらき」をキャッチコピーに加え、ヘリコプターで秋の絶景を眺める県内縦断ツアーをはじめとした250もの体験企画を用意したほか、アニメ番組とのタイアップなど、積極的なプロモーションを展開しています。
県では、茨城DCを成功に導くとともに、キャンペーン終了後も継続的な観光誘客につながるよう全力で取り組んでまいりますので、県民の皆さまも、ぜひ、この機会にさまざまなイベントへお出掛けください。
茨城県知事 大井川和彦
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