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令和5年度 施政方針 活力とあたたかさあふれるまちを目指して

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茨城県かすみがうら市

令和5年かすみがうら市議会第1回定例会で、宮嶋市長が令和5年度の市政運営に対する施策概要を述べました。ここでは、今年度における新たな取り組みなどをご紹介します。

■はじめに
内閣府より発表された令和5年度経済見通しによると、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中で経済の持ち直しが続いているとする一方、世界的なエネルギーや食料価格の高騰が誘因となり、世界的な景気後退の懸念がささやかれているなど、日本経済をとりまく環境には一層の厳しさが増し、今後の行方に予断を許さない状況です。
市では引き続き、市民に密着した行政サービスや市民の雇用促進、地域での経済循環の推進に向けて、職員一丸となって課題の解決と将来への投資をしっかりと行っていきます。地域に出向き、地域に寄り添う「地域コンシェルジュ」を新たに配置するなど、市民の声を幅広く聴き、俊敏に動き、高い目標へ向かって本市が飛躍する年となるよう取り組みます。

■保育料が無料になる対象を拡充
少子化対策と若い世代の子育て支援として、認可保育園・認定こども園(保育部分)などを利用する市内在住の保護者を対象に、0歳児から2歳児クラスの第2子のお子さんの保育料を無料にします。

■乗合タクシーの運賃値下げ・運行体系見直し
利用しやすい公共交通を目指し、デマンド型乗合タクシーの運賃や運行体系を見直しました。
・運賃を半額に
・一部の乗降箇所で乗り継ぎが不要
・新たな乗降箇所を追加詳細は、本紙9ページをご覧ください。

■通学用自転車の購入費や徒歩通学を支援
市内在住でスクールバスを利用しない新7年生の保護者に対し、助成金を交付します。
・自転車購入費の助成上限…30,000円
・徒歩通学などに対する助成額…9,000円

■ひたちの広場の分室を霞ヶ浦地区へ設置
さまざまな理由により不登校状況である児童・生徒に対し、学習支援や学校復帰支援などを担う「ひたちの広場」の分室を、今年度内に霞ヶ浦地区にも設置し、支援体制を強化します。

■スクールバスの乗降管理をシステム化
登下校時におけるスクールバスの運行について、今年度内に乗降管理システムを導入します。児童・生徒の「乗った」「降りた」を学校が確認できるようにし、乗り過ごしや車内への取り残しなどを防止します。

■空き家の解体撤去を補助
空き家対策として、管理不全の空き家の撤去を促進し、市民が安心・安全にくらしていけるよう、解体撤去工事費や処分費などを補助します。

■駐輪場の利用料を一部助成
日常的な自転車の利用を促進するため、自転車での通勤・通学などに駐輪場を利用している市民を対象に、利用料の2分の1(1カ月の上限1,000円)を助成します。
詳細は、本紙8ページをご覧ください。

■あゆみ祭り・かすみがうら祭を開催
あゆみ祭りとかすみがうら祭を4年ぶりに復活させ、地域を代表する行事として、人々が集う手作り感のあるお祭りとなるよう実施方法を検討します。
あゆみ祭りの開催日は、8月16日(水)に決定しました。ステージ、打ち上げ花火、観光帆引き船操業、出展、湖上アクティビティイベントなどを予定しています。

■地域コンシェルジュを配置 地域に出向き 地域に寄り添う
コンシェルジュとは、「案内役、世話役」という意味の言葉です。市では、4月1日から『地域に出向いて相談に乗る』出前窓口を設置しました。
さまざまな事情により、市役所へ足を運べない方々からの困りごとや要望などを幅広くお聞きし、時にはご自宅へ訪問するなど、柔軟に対応しますので、ぜひご利用ください。
[相談先]
【電話】0299-56-2707

問合せ:政策経営課(千代田庁舎)

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