『伴走型相談支援について』
町では、2月から出産・子育て応援事業を始めました。この事業は、応援給付金の支給と伴走型相談支援を行います。
伴走型相談支援では、妊娠期から出産・子育て期まで各段階に応じて、全ての妊婦や子育て家庭に寄り添った相談を行います。
◆妊娠期
妊娠届出の際、保健師と面談をします。ここでは、出産・産後までの見通しを一緒に立てます。
「どんな妊娠期を過ごしたいか」「出産後の育児に協力してくれる人はいるか」などを、保健師と一緒に確認していきます。
妊娠8か月頃には、アンケートを送ります。妊娠届出時とは、気持ちや環境など、変わっていることもあると思います。心配なことだけでなく、楽しみにしていることなど記入してください。また、ご希望のある妊婦さんやご家族には、妊婦訪問や沐浴指導を行います。
◆子育て期
出産すると、子育てが待ったなしで始まりますが、想像していたこととは違うことも多いでしょう。「授乳の回数」「なんで泣くの」など、子育ては子どもによって変わってくるので、悩みも変わります。生後4か月までに新生児訪問やこんにちは赤ちゃん訪問で、助産師か保健師がご自宅に伺います。お子さんとお母さんの産後の状況の確認や、ご家族の相談にも応じます。
3~4か月児健診のほか、乳児後期によちよち相談を実施します。お子さんの発達発育の確認に加えて、離乳食や口の健康について、それぞれ専門職からお話しします。日頃の子育ての中で、疑問に思っていることを解決できる場になればと考えています。もちろん、悩みや不安だけでなく、お子さんのかわいい自慢話も聞かせてください。
少子化に伴い、子育て世帯も少なくなります。孤独感や不安を感じたり、少しでも気になることがあれば、いつでもお電話ください。
(健康福祉課保健師)
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