八千代町は田んぼと畑をあわせて3,510ヘクタールの農地があり、町の面積の約6割を占めています。これまでは、小学校区ごとに「人・農地プラン」を作成して地域の農業のあり方を定めてきましたが、プランに農地利用の将来図である目標地図を加えた「地域計画」の策定を新たに進め、農業者の高齢化や後継者不足による減少、遊休農地の拡大などの課題や農地の適正利用などに取り組んでいきます。
■地域計画とは
人と農地の問題を解決するための未来の設計図です。おおむね10年後の地域農業の将来像や農地の集積・集約化を盛り込み、優良農地を将来に引き継いでいくために、地域の農業者や関係者で話し合い地域の思いをまとめていきます。
■策定の流れ
地域(小学校区)ごとの話し合い
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地域計画、目標地図素案の作成
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説明会の実施、関係者の意見聴取
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地域計画の策定・公表
▽地域での話し合いのための準備を進めています
12月25日には町の農業委員と農地利用最適化推進委員を対象とした地域計画研修会を、1月27日には土地改良区や認定農業者など農業関係者を対象とした地域計画キックオフセミナーを開催し、地域計画についての概要や話し合いの進め方などについて知識を深めました。地域での話し合いは、順次各地区で実施していきます。日程は、町ホームページや広報紙、通知文書などでお知らせしますので、ぜひご参加ください。農業関係者に限らず、地域で暮らす皆さんからのご意見をお待ちしています。
目標地図のイメージ
分散している農地を耕作しやすいようにまとめます
※詳細は紙面またはPDF版をご覧ください。
問い合わせ:農政課農政係
【電話】内線2210
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