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自治体の皆さまへ

町長コラム vol.33

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茨城県八千代町

■ご意見いただきました!ありがとうございます。
先のコラムにおいて、町長交際費の支出の透明性確保を図るため内容公表と、町民の皆さまからの生の声を町政に反映させるため、各公共施設へのご意見箱設置を発表しましたが、予定通り両方ともスタートの運びとなりました。それぞれ実施方針等も定め、町の公式ホームページに掲載しましたので、後ほどご確認願います。ご意見箱は、政策秘書係の職員が毎月中を確認し、意見書は全て町長である私が最初に目を通し、氏名の記載があるものは出来る限りご本人に回答をして参りますが、誹謗中傷など一部回答にそぐわないものは、対応しかねる場合がありますので、予めご了承願います。よろしくお願いします。
さて、早速ご意見箱を利用いただきましたので、記念すべき第1号については当コラムにて回答させていただきます。ありがとうございます。ご意見は「若い子育て世代の方たちの集まる場所が町内にない、気軽に集まりお茶を飲み、おしゃべりを楽しめる場所がないのでどうにかならないか」というものでした。八千代町は昭和61年秋に都市計画法による線引きを行い、役場周辺を市街化区域と設定して区画整理事業を実施しており、完成に向けて努力しているところであります。また、その中で商業地エリアも設定されておりますが、バブル崩壊や長引く景気の低迷等により、店舗等の進出、誘致は計画通りに進んでいない状況にあります。商業機能を支えるのは消費活動でありますから、そのための消費者を確保する必要があります。外部からの利用もありますが、基本的に周辺人口が必要になるということです。町では現在、市街化区域内に子育て住宅の新築に向けて事業を進めています。さらに、一般住宅の増加や町の行う移住・定住の支援により人口増が進めば、今後店舗進出も可能であると考えていますので、そのための対策を進めてまいります。さらに、市街化調整区域においても、国道・県道沿い等新たな開発区域として設定すべきところについて、地区計画策定による土地利用の見直し作業を進めています。多少の時間はかかりますが、町の活性化を図るためには、この取り組みを早期に進めることが大変重要になります。今年度からは組織の中に、住宅・空き家対策係を設置するほか、委員会を立ち上げ対策を進めているところです。
このように、商業地として成り立つ条件を整備し、商業機能の誘致を図る、いわゆる土台を整える一方で、町では憩遊館や図書館等において「コーヒーを飲める場所」づくりを進めています。コーヒーは当町と交流があるベトナム国ラックズオン県が大産地であり、取引を約束してきましたので、おいしいコーヒーを提供できる体制を整えつつあります。ぜひご利用いただきたいと思いますが、開店時期については関係者と協議し、改めてご連絡をさせていただきます。
もう一つ、活力あるまちづくりを進める新事業があります。全国を見ますと既に取り組んでいる自治体が多いのですが、当町も研究を進めてきました「地域商社」の設立です。ふるさと納税や地域活性化拠点事業の強化、農業の6次産業化、キッチンカーの運営やイベントの開催、ご意見をいただいたお茶が飲める賑わいの場づくりなどスピード感をもって事業を展開し、その成果等をまちづくりに還元できる組織となります。
良い仕事ができるよう引き続き頑張りますので、ご理解をいただきたいと思います。

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