北用水樋門(きたようすいひもん)は、現存する茨城県最古のれんが造りの樋門です。明治20年頃、新素材としてれんがとセメントが普及するまでは、水門は竹や木製が主流で、壊れやすい水門に農民たちは不安を抱えていました。そんな中、明治32年に立木村に作られた「北用水樋門(通称・小水門)」は、当時の農民たちにとって夢のような水門でした。
その後、鉄筋コンクリート工法の発展により、全国的にれんが造りの水門は壊されていますが、北用水樋門は役目を終えた後も残り続け、ひっそりと歴史を物語っています。
■北用水樋門
場所:利根町立木
駐車場:なし
■情報をお寄せください
広報とね「利根町百景」は、読者の皆さま寄せられた情報をご紹介するコーナーです。利根町で見つけた美しい景色、珍百景、新百景など、利根町の魅力となる身近な情報を写真付きでお寄せください。
応募方法:総務課「利根町百景」係まで写真をメールで送付してください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>