まちの話題(1)

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■第10回坂東市新春将棋大会を開催
1月14日、観光交流センター秀緑で「第10回坂東市新春将棋大会」が開催されました。大会には県内最大規模となる96名が参加。熱戦を繰り広げ、Aクラスの決勝「坂東名人戦」では下村康史さん(東京都荒川区)が勝利し、第10回大会名人となりました。
また、当日は古河市出身で日本将棋連盟の女流棋士、宮宗紫野女流二段による指導対局も行われ、大会を大いに盛り上げていただきました。

■ミューズ企画展「聖徳太子絵伝」を開催
10月21日から1月14日まで、坂東郷土館ミューズにおいて企画展「国指定重要文化財(坂東市みむら妙安寺所蔵)聖徳太子絵伝複製四幅初公開」が開催されました。
この「絹本著色聖徳太子絵伝(けんぽんちゃくしょくしょうとくたいしえでん)(全四幅)」は、聖徳太子の生涯と事績、逸話が描かれた掛軸で、市内唯一の国指定重要文化財(昭和43年指定)です。鎌倉時代の作とされ、みむらの妙安寺に代々受け継がれてきました。現在は東京国立博物館寄託となっており、本展ではその四幅の掛軸の精巧な複製が展示されました。
また、「火防(ひぶせ)の太子」の名で知られている妙安寺所蔵「木造聖徳太子立像」(県指定文化財)の特別展示のほか、太子信仰に篤かった親鸞聖人ゆかりの寺院の紹介、二世五姓田芳柳等による太子像作品の展示、妙安寺樋﨑正悟住職による絵伝の「絵解き」や朗読クラブひばりの会による公演などの関連イベントが行われ、来場された方々からは、貴重な文化財を鑑賞し、認識を深めたとご好評をいただきました。

■阿弥陀寺で文化財防火訓練
1月20日、阿弥陀寺(長須地区)で文化財防火訓練が行われ、坂東消防署職員と地元消防団第6分団、阿弥陀寺役員、文化財保護審議会委員、地元の皆さんが火災発生時の対応を確認しました。
訓練では、坂東消防署職員の指導のもと、消防用設備の点検や通報訓練、初期消火活動、消防分団員による放水訓練などを実施。初期消火訓練では消火器の使い方を学び、万が一にも冷静に対処できる心構えを養いました。