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自治体の皆さまへ

地域とともにある学校づくり

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茨城県小美玉市

■市内の学校はすべてコミュニティ・スクールです
◆コミュニティ・スクールって?
校長とともに、学校運営に責任をもち、地域の代表による学校運営協議会を設置した学校のことをいいます。学校の運営や課題に対して、保護者や地域の皆さんが参画できる仕組みです。市内では平成23年に野田小学校(小川北義務教育学校に統合)が県内初のコミュニティ・スクール設置校となり、地域と学校が連携・協働して子どもの成長を支えてきました。その成果をもとに、令和4年度には、市内すべての小中学校と義務教育学校がコミュニティ・スクール設置校となりました。

○《県内に先がけ!》今年夏には、全学校で先生と協議会委員が一緒に研修会を実施します
各学校区ごとに熟議
今年度から、すべての協議会で「熟議」を実施しています。熟議とは、協議会委員が校長の学校運営方針をもとに、めざす子ども像や子どもたちのために何ができるかについて話し合うことです。

◆「学校をよりよくするために」学校運営協議会の活性化に期待しています
協議会委員の皆さんには、各学校区の目指す教育目標や児童生徒像を共有いただき、私どもと一緒に学校運営にご支援・ご協力をいただいておりますことに大変感謝しております。今年度、各学校の協議会がこれまで以上に活動が活性化されることを嬉しく、そして、楽しみにしております。

○校長会長
小川南中学校 白井律子(しらいりつこ)校長
生徒たちには、協議会委員の皆さんのことを「学校をよくするために一緒になって考えてくださる方です」と紹介しています。

詳しくはこちら:【ID】009163
(二次元コードは紙面をご参照ください)

■《話し合ったことを実現へ!》活動紹介
◆竹原小学校 学校運営協議会
5月15日に竹原小学校の先生と協議会で、家庭科の学習支援について話し合いました。6月に学習支援を行うことを決定しました。
【実現】家庭科「手ぬいにトライ」支援

○竹原小学校5年担任 大谷裕海(おおたにゆうな)教諭
協議会の皆さんと話してみて、学校に協力的なことが改めてわかりました。手ぬいを学ぶ家庭科の授業では、玉結びや玉留めなどの手ぬいの動作を保護者や地域の方に手伝っていただきました。
地域の方が見守るなか、子どもたちは集中して取り組んでいました。

○学校運営協議会 稲田弘(いなだひろし)会長
学校の先生方との研修会では、一緒に話す機会があり、先生方の悩みなどを聞くことができました。家庭科の学習支援が必要との声があり、地域の方に声をかけました。支援の結果、子どもたちが上手に手ぬいをできたときは、本当にうれしかったです。

◆小川南小・中学校 学校運営協議会
5月15日に小川南小・中学校の協議会を行いました。活発な議論を経て、小川南中学校の生徒会総会に参加することを決定しました。
【実現】小川南中生徒会総会に参加

○生徒会本部役員
生徒会総会を見ていただき、その後、協議会の方とお話をしました。これまでコロナ禍で制限が多かったので、「今年はみんなで盛り上がれるような行事をしたい」と委員の皆さまにお伝えました。

○学校運営協議会 小島健一(おじまけんいち)委員
小川南中学校生徒会総会を参観しました。生徒が自分たちで総会を運営し、考えや目標をのびのびと、てきぱきと発表しているのが印象的でした。総会後の短時間ですが、生徒の要望なども聞くことができ、有意義な時間になりました。

◆玉里学園義務教育学校 学校運営協議会
5月8日に協議会を行いました。話し合いの結果、5月27日に開催されるスポーツフェスティバル(学校の体育祭)の支援を行うことを決めました。
【実現】スポーツフェスティバル支援

○地域ボランティア 吉倉一郎(よしくらいちろう)さん
スポーツフェスティバルの受付の仕事をさせていただきました。学校に協力でき、生徒の皆さんの元気な姿を見ることができてよかったです。今後も学校や生徒の皆さんのために進んで参加していきたいです。

○玉里学園義務教育学校 水内幸恵(みずうちゆきえ)校長
「玉里の子どもたちのために、一緒にがんばってくださいね」。異動してきた私に、地域の方が笑顔でかけてくださった一言です。温かい玉里学園の保護者や地域の皆さまとともに、子どもたちが「夢を現実(かたち)に」できるよう、しっかり成長を支えていきたいと思います。

問合せ:生涯学習課 生涯学習係
【電話】0299-48-1111(内線2263)

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