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[特集]おみたまのレンコン(3)

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茨城県小美玉市

■夏のレンコンの自然な姿を マルタマ真レンコン誕生
契約農家が育てる自然のままのレンコンを成長のピークを迎える8月〜9月の期間限定で消費者の皆様へ

◆コロナ禍による需要の縮小 産地活性化に向けた取り組み
新ひたち野農業協同組合蓮根部会玉里支部は、コロナ禍により縮小したレンコンの需要を回復するため、新たなレンコンの新ブランド「マルタマ真レンコン」をスタートしました⦅商標登録出願中⦆。茨城県の「露地野菜産地イノベーション推進事業」を活用して、ブランド化に取り組んだだけでなく、団体としては県内初のJGAP団体認証を取得。さらに、出荷情報をリアルタイムで共有するシステムの構築などブランドイメージの向上を図り、他産地との差別化にも取り組んでいます。

◆レンコン生産地の誇り 歴史と想いを名前に込める
「マルタマ真レンコン」は、これまで7名の部会員が小売店向けに出荷していた「赤渋レンコン」に光を当てて、ブランド化にした商品。その名前は、大正時代から続くレンコンの生産地として、昭和初期のブランド名である「丸玉蓮根」に生産者の想いを乗せて命名されました。通常のレンコンとの違いは、栽培途中で行う「カラ刈り」をしないこと。そうすることで通常のレンコンとは違い、表面に「赤渋(酸化鉄)」が付着した状態になります。出荷直前まで成長を続けているため、日持ちが良く、みずみずしさや甘さ、食感が良いと言われています。8月から9月期間限定で販売されます。ぜひご賞味ください。

○鮮度に自信あり!新たな販路拡大を
JA新ひたち野蓮根部会 部会長 小松﨑哲男さん
マルタマ真レンコンの出荷はこれからなので、小売店や消費者の皆さんの反応が楽しみです。歩みを止めずに、さらなる販路拡大と、より消費者の方に安全と信頼を提供することを目指して、グローバルGAPの取得など、部会でも取り組みを続けていきたいですね。

小松﨑さんは、露地栽培のほか、ハウス栽培によるレンコンも生産しています。日差しを避けて朝方に掘ったレンコンは、そのまま作業場に運び、出荷作業に。洗ったレンコンを箱詰めし、氷を入れて出荷します。

《ここで買えます!》
8月頃から入荷・販売予定

JA新ひたち野 産地直売所みのり
住所:小美玉市部室1151-7
【電話】0299-48-1307
定休日:毎週月曜日(臨時営業あり)
営業時間:9:00~18:00

JA新ひたち野 農産物直売所大地のめぐみ
住所:石岡市南台3丁目21-14
【電話】0299-56-5806
定休日:毎週木曜日
営業時間:9:30~18:00

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