令和5年度当初予算

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～一般会計245億3000万円 少子化・人口減少対策に重点～
令和5年度一般会計当初予算は、前年度比4.1%増の245億3000万円で、合併直後の平成17年度に次ぐ過去2番目の予算規模となりました。
市総合計画の目指すべき将来像の実現に向けて「少子化・人口減少」を最重要課題と捉え、「若者・女性が住みやすく、子育てしやすいまちの実現」、「学力向上にコミットする教育の推進」、「観光を軸とした地域振興」の3つの柱を重点的に展開する施策を予算化しています。
「若者・女性が住みやすく、子育てしやすいまちの実現」では、コンパクトで住みたくなる街並みづくりを目指す常陸大宮駅周辺整備事業をはじめ、移住・定住を促進するための子育て世帯向け住宅整備にも新たに取り組みます。また、少子化対策の一環として行っている不妊治療への自己負担分全額助成及び不育症検査費用の助成を引き続き実施します。
「学力向上にコミットする教育の推進」では、小学校教職員の英語指導力強化のため海外大学での外国語研修に取り組むとともに、確かな学力育成プロジェクト事業では標準学力検査を新たに導入します。
「観光を軸とした地域振興」では、御前山ダムを拠点にダム湖面及び周辺でのアクティビティの実施や積極的なPR・プロモーション活動により誘客を図ります。また、大宮運動公園市民球場の整備として、令和4年度に実施した全面人工芝化工事に続いてフルカラーLED式スコアボードに改修を行うことで、スポーツだけでなく各種イベントなど多目的な利用を促進します。
そのほか特別会計では、合計で111億440万円(前年度比3.4%増)、上水道事業会計では、24億4730万円(前年度比6.9%増)、下水道事業では、23億6050万円(前年度比4.1%減)となり、全会計総額での予算規模は、404億4220万円(前年度比3.6%増)となりました。

◆会計別予算額
(単位：千円、%)

表中の△はマイナスを表しています。
・令和5年度当初予算内容の詳細は市ホームページに掲載しています

◆一般会計〔歳入〕
歳入予算財源別内訳(単位：千円)

※1　分担金及び負担金、使用料及び手数料、財産収入、寄附金、繰越金
※2　地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、法人事業税交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金、交通安全対策特別交付金

◆一般会計〔歳出〕
歳出予算科目別内訳(単位：千円)

用語解説：
・総務費…戸籍管理、税金の徴収や選挙など市役所の全般的な事務にかかる用
・民生費…高齢者や障害者、児童などの福祉全般にかかる費用
・衛生費…予防接種や健康診査、ごみ処理などにかかる費用
・農林水産業費…農業や畜産業、林業などの振興にかかる費用
・商工費…商工業の振興、観光振興などにかかる費用
・土木費…道路、河川、公園、市営住宅などの整備・管理にかかる費用
・消防費…消防・救急活動、災害対策などにかかる費用
・教育費…小・中学校、公民館、図書館など教育全般にかかる費用
・公債費…市が借りたお金の返済金

◆一般会計当初予算
◇市民1人あたりの予算
623,063円(588,764円)

◇1世帯あたりの予算
1,395,336円(1,338,180円)

令和5年1月1日現在
住基人口：39,370人
世帯数：17,580世帯
(　)内は前年度金額