(特集)大宮運動公園市民球場の人工芝化が完了しました

1／18

平成10年からの利用開始以降、施設の経年劣化が進んでいましたが、改修を行い、グラウンドを全面人工芝化しました。さらに利用しやすく、管理しやすい球場へと生まれ変わりました。

◆天然芝から全面人工芝へ
天然芝のグラウンドは、雨などの影響を受けやすく、天候によっては4〜5日、グラウンドが使用できないという問題を抱えていました。また、芝の長さを整えるなど人の手による定期的な管理が必要で、時間や人件費がとてもかかるというデメリットがありました。
今回のグラウンド改修では、天然芝の抱えるデメリットを踏まえ、人工芝への切り替えを行いました。人工芝は、透水性が高い仕様となっているため、雨などの天候の後でも、早期利用が可能となりました。維持管理の手間や費用も軽減されます。
さらに、長さのある人工芝(ロングパイル芝)を使用し、利用者の安全性にも配慮をしました。

◆野球以外のスポーツなどでもグラウンドの利用が可能
これまで、野球・ソフトボールでの利用に限定していましたが、サッカーやグラウンドゴルフなど、多目的での利用が可能になり、様々なスポーツなどを整備された環境で行うことができます。

◆令和5年度にはバックスクリーンの改修とフルカラーLED式スコアボードを設置
現在設置されているバックスクリーンは、ベニヤ板でできているため、強い雨・風により、腐食などの劣化が進み、一部破損などが見られる状態です。また、スコアボードの選手名表示は、高所での手作業のため、大きな負担となっていました。
バックスクリーンの改修とLED式スコアボードの設置により、利用者の安全性の向上はもちろん、さらにきれいで活用しやすい市民球場になります。

◆改修費用の一部は助成金や寄附金を活用
◇スポーツ振興くじ助成金
大宮市民球場改修費用の一部にスポーツ振興くじ助成金を活用しています。スポーツくじは、スポーツ環境の整備・充実などの財源確保を目的に販売されており、売上金の一部は、地方公共団体やスポーツ団体が行うスポーツの振興を目的とする事業への助成に使われています。
※スポーツ振興くじ助成の詳細は、本紙P3二次元コード参照

◇企業版ふるさと納税
市民球場整備事業に対し、根本電興株式会社から500万円、株式会社国分電機から100万円の企業版ふるさと納税を活用した寄附をいただきました。2社は水戸北部中核工業団地に事業所があることがきっかけで、今回の寄附に至りました。3月15日には、寄附贈呈式を開催し、寄附者から、寄附に対する思いを伺いました。

問い合わせ：
市民球場の予約…(一財)常陸大宮市スポーツ協会【電話】52-5223(予約受付時間…8：30〜21：00)
市民球場整備事業…文化スポーツ課【電話】52-1111(内線342)