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自治体の皆さまへ

特集/元気な明日のためにそうだ、介護予防をはじめよう(1)

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茨城県水戸市 クリエイティブ・コモンズ

いつまでも元気でいたい!
最近、体力が低下してきた…
日常生活に不安があるんだけど、どうしたらいいのだろう…
そう思ったら…
「介護予防」をはじめてみましょう。市では、さまざまな介護予防事業を行っています。この特集では、市と地域のボランティアやNPO法人が一緒に行っている、介護予防事業などを紹介します。

■平均寿命と健康寿命
令和元年の「平均寿命」は男性81.41歳、女性87.45歳です。一方、「健康寿命」は、男性72・68歳、女性75・38歳となっています。「健康寿命」とは、日常的に介護などを必要とせずに、自立した生活を送れている期間を指します。
これらを比較すると、男性は8.73年、女性は12.07年の差があります。平均寿命と健康寿命の差は、健康上の問題で、日常生活に制限のある「不健康な期間」ということです。健康寿命が短ければ、医療費がかかったり、介護を必要としたりする期間が長くなってしまいます。平均寿命と健康寿命の差は、小さいほど良いと言えるでしょう。そのためには、早めに「介護予防」に取組むことが重要です。
平均寿命と健康寿命の差(令和元年)

※グラフは厚生労働省「第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料」のデータをもとに作成。

■「介護予防」とは
「介護予防」とは、健康な生活を長く続け、介護を受ける状態にならないようにすることを言います。また、たとえ介護が必要になっても、それ以上に介護の度合いを増やさないようにすることも「介護予防」です。どちらの場合でも、日常的に運動をしたり、社会との接点を持つために外出したりするなど、一人一人が自分で努力することが大切です。

■介護予防事業の担い手として
市では、65歳以上の方を対象とした、「シルバーリハビリ体操教室」や「いきいき健康クラブ」などの介護予防事業を行っています。64歳以下の方でも、各事業の担い手となることで、若いうちから「介護予防」に取組むことができます。
次ページから、さまざまな介護予防事業について紹介します。

■日常の生活動作を楽にシルバーリハビリ体操教室
筋肉を伸ばし、関節の可動域を維持・拡大し、いつでも、どこでも、一人でも取組めるリハビリ体操を行います。立つ、座る、歩くなど日常の生活動作を楽にします。

□参加したい
場所:市内100会場
※詳細は、会場一覧表をご覧ください。会場一覧表は、高齢福祉課地域支援センター、各市民センター、市ホームページで入手できます。
対象:市内に居住する65歳以上の方
料金:無料
申込み:随時受付けていますので、電話で、高齢福祉課地域支援センターへ

□担い手として活動したい
全5日間の養成講習を修了することで、「体操指導士」として活動することができます。市内では、53~90歳の約300名の指導士が活躍しています。
対象:市内に居住する50歳以上の方
※9~11月に県立健康プラザ(笠原町)で行われる養成講習会の詳細は、県ホームページをご覧ください。
※令和6年1月に、市主催の養成講習会を開催する予定です。具体的な日程など、詳細は、決まり次第、「広報みと」などでお知らせします。

□体操指導士のみなさん
自分のために、人のために一緒に活動してみませんか?

■認知症予防に脳の健康教室
認知症予防に効果がある、読み書き・計算などの学習に取組みます。週に1回の教室と毎日の宿題で、脳の健康を維持します。
シルバーリハビリ体操なども行います。

□参加したい

対象:市内に居住する65歳以上の方
料金:4週ごとに2,400円(テキスト代)
申込み:随時受付けていますので、電話で、高齢福祉課地域支援センターへ

□担い手として活動したい
1日の研修を受けることで、「脳の健康教室サポーター」として活動することができます。会場の準備や学習の補助などを行います。
対象:市内に居住する60歳以下の方
申込み:随時受付けていますので、電話で、高齢福祉課地域支援センターへ

□脳の健康教室サポーターのみなさん
参加者とうまくコミュニケーションがとれたり、参加者が「楽しいです」と言ってくれたりしたときにやりがいを感じます!

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