■想いと工夫その3/将来の健康のために「美味(おい)しお給食」
茨城県は、生活習慣病による死亡率が全国平均よりも高く、その要因の一つである塩分摂取量も全国平均より多くなっています。そこで、県では、病気のリスクを下げるため、食塩のとり過ぎをなくす取組として、40(しお)を半分に減らすと20になることから、減塩の意味で毎月20日を「いばらき美味しおDay(減塩の日)」と定めています。
学校給食においても、減塩の意識を高めてもらおうと、毎月20日頃に「美味しお給食」を提供しています。
□美味しお給食~全校一斉いばらき美味しお給食~
◎豚肉のしょうがレモン炒め
しょうがやレモンの風味をきかせ、料理のコクを深めている。
◎かれい竜田揚げ
しょうがや醤油(しょうゆ)を魚の下味につけ、風味や香りづけをしている。
◎まごわやさしいみそ汁
しっかりとだしを取り、「まごわやさしい」などたくさんの食材を使い、食材のうま味をきかせて、みその使用量を減らしている。
※まごわやさしい…和食のバランスで大事な7種類の食材。
「ま」=豆
「ご」=ごま
「わ」=わかめ
「や」=野菜
「さ」=魚
「し」=しいたけ(きのこ類)
「い」=芋
◎美味しく減塩するポイント!
(1)塩味に代わる味のアクセントを
酢やレモン、香辛料などをきかせる、しょうがやにんにくなどの香味野菜を使う、ごま油やオリーブオイルなど風味のある油を使うと、塩味に代わる味のアクセントをつけることができます。
(2)汁物は具だくさんにする
スープやみそ汁は、具だくさんにすることで、食材のうま味が塩味を引き立てて、美味しく感じることができます。
(3)だしをしっかりきかせる
塩の量を減らしても、だしのうま味が塩味を引き立てて、美味しく感じることができます。
■もっと食育について学んでみませんか
□「学校給食・学校保健に関する作品」を展示します
児童生徒による、標語・作文・絵画の作品を展示します。
期間:1月11日(木)~26日(金)
※土・日曜日を除く。
時間:8:30~17:15
※水曜日は、19:00まで。
場所:市役所1階多目的スペース
問合せ:
学校給食共同調理場(【電話】251-3561)
学校保健給食課(【電話】306-8627)
□「食育講演会」を実施します
食育に関する講演会のほか、給食をテーマにしたイベントを行います。
日時:2月3日(土)、13:00~16:00
場所:総合教育研究所
料金:無料
問合せ:学校給食共同調理場
(【電話】251-3561)
□「施設見学and学校給食試食」できます
学校給食共同調理場では、広く市民に開かれた食育活動を推進するために、施設見学、学校給食試食を行っています。
※申込方法など、詳細は、市ホームページをご覧ください。
■おうちでつくってみませんか?
掲載している献立のレシピはこちらから(二次元コードは本紙参照)
問合せ:学校給食共同調理場
(【電話】251-3561)
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