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まちの話題(2)

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茨城県行方市

■市内でロケが行われた作品が続々放映されます
撮影の合間には、市のプロモーション活動と併せて、JAなめがたしおさい等と一緒に行方市の特産品をふるまいました。市内での撮影がどのような形で表現されるのか、ぜひご覧ください。

○ドラマ「季節のない街」

○映画「春に散る」

○ドラマ「連続ドラマW-30『にんげんこわい2』」

■市出身作家の作品がドラマ化!作者にインタビュー「転職の魔王様」
行方市出身の小説家、額賀澪さんの「転職の魔王様」が原作となったドラマが、7月17日(月)からフジテレビで放送中です。ドラマのロケは市内でも行われ、額賀先生も見学されました。インタビューでは、今回のドラマ化についてはもちろん、創作に関する裏話なども語っていただきました。インタビューの様子は、なめがたエリアテレビ(なめテレ)で放送中です。

額賀澪(ぬかがみお)さんプロフィール
平成2年生まれ、旧麻生町出身。行方市立麻生第一中学校、清真学園高等学校、日本大学芸術学部文芸学科卒業。現在は東京都在住。平成27年に「屋上のウインドノーツ」で第22回松本清張賞、「ヒトリコ」で第16回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。

——ドラマ化について、今のお気持ちは?
小説家になって丸8年たちますが、自分の作品が映像化されるのは今回が初めてです。多分私が世界で一番放送を楽しみにしていると思います。

——見どころは?
タイトルの通り「転職」を題材にした物語で、「仕事」という日々の生活の中で大きなウエイトを占めるものを変える、という行為の中には、色々なドラマが眠っているなと思って書き始めた作品です。働くという行為を頑張っている人に、必ず何かしら届くメッセージがある物語になっていますので、小説もドラマも同じように楽しんでいただけたらうれしいです。

——撮影現場を見学していかがでしたか?(この日はなめがた地域医療センターでのロケ)
自分が書いた登場人物を俳優さんが演じているのを、不思議な気分で見ていました。文字ばかりで描かれていた作品の領域が、一歩大きく広がったんだなと実感しています。地元でロケがあると聞いたときは驚きました。この病院には私も家族もお世話になったことがあるので、不思議な気分です。

——先生の作品には、行方市の地名や、行方市をイメージしたエピソードが多数登場します。
大学時代にずっと指導していただいた小説の師匠の先生が、学生の私に、とにかく地元を舞台にして書いてみたら、というアドバイスをくれたんです。それがデビュー作になりました。自分が18年間見てきたものなので、私としてもすごく書きやすかったです。

——先生の作品の題材は、非常に多岐にわたります。取材は大変ですか?
その業界の人でないと分からないことがたくさんあるので取材はかなりしますが、仕事やスポーツや部活動などに込める個人的な思いなどは、私はあまりたくさんは聞かないんです。聞きたいのはむしろ、その人の日常とか、日々の仕事だったら、1日どんなふうに過ごしているのかとか。例えば、カバンの中身とか、スマホのトップページに置いているアプリとか。取材される方からすれば、そんなくだらないこと必要ですかと思われるようなことですが、そういう日常と密接に結びついているものが、実は小説を書く時にとても必要になってくるんです。

——行方市の皆さんにメッセージをお願いします。
行方市出身の小説家が書いた作品が、行方市でロケをして放送されるということで、行方市の皆さんにはまた違う楽しみ方ができる作品だと思います。ぜひ私と一緒に、最終回まで楽しく放送を見ていただけたらいいなと思います。

「転職の魔王様」毎週月曜よる10:00~フジテレビ系列で放送中!

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