■インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増中!!
【事例】
外出しようとしたところ、自宅に停めていた自動車のエンジンがかからなかったので、インターネットで見つけた「基本料金3,480円」と書いてあるロードサービス業者に電話した。約30分でロードサービス業者が到着し、自動車を見て「基本料金は3,500円で、バッテリーテスター作業が8,000円になる」と言われた。作業をしてもらったところ、「バッテリーが上がっている。低電圧で充電するなら1万6,000円だが、これで直らなければ高電圧となり3万円となる。合計4万6,000円になるので、最初から高電圧を勧める」と言われたので高電圧でお願いした。作業後、「お盆なので特別料金が加算される。緊急対応費や祝日対応費、消費税を足して合計約7万円になる」と言われた。仕方なく支払ったが、こんな高額になるとは思わなかった。
【解説】
全国の消費生活センター等には「インターネットで検索したロードサービス業者に依頼したところ、事前に説明のなかった高額な費用を請求された」等の相談が寄せられており、2022年度には前年度の約3.3倍に急増しています。契約当事者には20歳代や学生が多く、自動車のトラブルに慣れていない消費者が慌ててインターネットを検索し、ロードサービス業者に依頼しているケースが多いものと考えられます。以下のポイントをおさえておきましょう。
(1)自動車の故障等が生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう。
(2)サイト等の表示や電話で説明された料金をうのみにしないようにしましょう。
(3)請求された金額や作業内容に納得できない場合は、きちんとした説明を求めましょう。
-まずはお電話を!-
問合せ:行方市消費生活センター
【電話】0291-34-6446
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