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自治体の皆さまへ

特集 災害を防ぎ、災害に備える(2)

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長崎県

■避難のための支援
県のウェブサイトでは防災情報を随時発信しています。大雨や台風が接近した際など、お住まいの地域の防災情報をご確認ください。

◆長崎県防災ポータル
地図からお住まいの地域の情報を確認しやすいようにポータルサイトをリニューアルしました。気象情報やお住まいの地域に発令されている避難指示のほか、避難所の開設状況などをリアルタイムで確認することができます。

問合せ:県の防災企画課
【電話】095-895-2143
「長崎県防災ポータル」で検索

◆長崎県河川砂防情報システム(NAKSS(ナックス))
長崎県河川砂防情報システム(通称NAKSS)では、豪雨時の避難判断に役立てていただくため、河川水位や雨量情報のほか、土砂災害危険度情報、河川監視カメラの画像などを配信しています。

▽河川監視カメラ
現在、県が管理する河川のうち29カ所に設置しています。監視カメラの画像により、常に最新の川の状況が確認できます。

▽河川水位・土砂災害危険度情報
・河川水位情報
住民の避難行動の目安となる基準水位と観測水位を確認することができます。
・土砂災害危険度情報
雨による土砂災害のリスクの高まりを視覚的に確認することができます。

問合せ:
県の河川課【電話】095-823-3280
県の砂防課【電話】095-894-3076

■災害発生前に避難を
集中豪雨や台風などで災害が発生する恐れがある場合、皆さんを災害から守り、被害拡大を防ぐため、各市町から避難情報が発令されます。
日頃からお住まいの地域のハザードマップや避難所の位置、避難ルートを確認しておき、避難情報が発令されたら、速やかに適切な避難行動をとりましょう。

◆状況に応じた避難を
各市町が発令する避難情報は防災行政無線などを通じて周知されます。避難指示が発令される警戒レベル4までには危険な場所から避難しましょう。また、避難に時間を要する方は、早めに避難行動をとりましょう。

▽避難のポイント(1) 避難場所の例
市町が開設する避難所に行くことだけが避難ではありません。避難所に行くことが難しい場合は、安全地域にある親戚や知人宅、ホテルなどの宿泊施設に避難することも考えてみましょう。
※宿泊施設は予約や宿泊料が必要です

▽避難のポイント(2) 屋内での安全確保
豪雨時の屋外避難は危険です。土砂災害の恐れがある場合は斜面地から離れた部屋に避難するなど、屋内で危険性の低い場所に避難し、安全を確保しましょう。

[警戒レベル・避難情報等]
5・災害発生又は切迫 緊急安全確保
《警戒レベル4までに必ず避難!》
4・災害のおそれ高い 避難指示
3・災害のおそれあり 高齢者等避難
2・気象状況悪化 大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
1・今後気象状況悪化のおそれ 早期注意情報(気象庁)

◆自宅や職場でできる備え
家族構成や職場の状況に応じた非常用持ち出し品や備蓄品をあらかじめ準備しておき、いざという時に備えましょう。

▽非常用持ち出し品チェックリスト
・水、食料(レトルト食品、ビスケット、チョコ、乾パンなど)
・携帯ラジオ
・救急用品(ばんそうこう、常備薬など)
・懐中電灯
・防災用ヘルメット
・タオル
・電池・充電器
・レインウエア
・歯ブラシ・歯磨き粉
・衣類
・持病の薬
・マスク、消毒液
・ミルク、離乳食、おむつ(子ども用、大人用)、生理用品など

▽備蓄品の例
・水や食料(最低3日分、できれば1週間分)
※使用したら補充する習慣を
・生活用品(ゴミ袋、ポリタンク、電池・充電器、ラップ、携帯用トイレなど)

問合せ:県の防災企画課
【電話】095-895-2143

地球温暖化などの影響により、近年、自然災害は頻発化・激甚化しており、全国各地で甚大な被害が発生しています。県内でもいつ大規模災害が起こってもおかしくない状況であり、県では、県民の皆さんの生命・財産を守るため、災害に強い県土づくりに向けてハード・ソフト一体となった防災・減災対策に取り組んでいます。災害時の迅速・安全な避難行動に結び付くよう、分かりやすい災害関連情報の提供に努めてまいりますので、積極的な情報収集、早めの避難を心掛けていただきますようお願いいたします。
長崎県知事 大石賢吾

広報テレビ番組「みジカなナガサキ」でも今回の特集を6月に放送します。ぜひご覧ください。

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