福祉・医療・子育ての情報発信
■9月は「世界アルツハイマー月間」です
認知症は老いに伴う脳の病気で、「加齢によるもの忘れ」とは異なります。その患者数は、高齢化の進行とともに増加しており、2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になると予測されています。誰もが関わる可能性のある認知症について正しく理解しましょう。
◆「加齢によるもの忘れ」と「認知症の記憶障害」の違いの例
▽加齢によるもの忘れ
経験したことが部分的に思い出せない
目の前の人の名前が思い出せない
何を食べたか思い出せない
約束をうっかり忘れてしまった
物覚えが悪くなったように感じる
▽認知症の記憶障害
経験したこと全体を忘れている
目の前の人が誰なのか分からない
食べたこと自体を忘れている
約束したこと自体を忘れている
数分前の記憶が残らない
出典:全国キャラバン・メイト連絡協議会 認知症サポーター養成講座標準教材
◆認知症サポーター
県や市町では、認知症の方や家族を温かく見守る応援者である「認知症サポーター」の養成を進めています。「オレンジリング」がサポーターの目印です。
問合せ:県の長寿社会課
【電話】095-895-2434
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