■2023年を振り返って
◇G7長崎保健大臣会合の開催
5月13日・14日に出島メッセ長崎(長崎市)でG7長崎保健大臣会合が開催され、国際社会が直面するさまざまな保健課題について有意義な議論が交わされました。今回の会合の成功は、国内外における「国際県長崎」の知名度を向上させるうえで大きな実績となりました。
◇西九州新幹線開業1周年
9月23日に西九州新幹線開業1周年を迎え、長崎駅周辺では西九州新幹線長崎県広報大使の長濱ねるさんのトークショーなどの記念イベントが開催されました。開業から1年間の新幹線利用者数は約242万人と順調に推移しており、駅周辺の再開発が進むなど、新たなにぎわいが創出されています。
◇長崎ヴェルカB1昇格
本県のプロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」が2022-23シーズンでB2準優勝を果たし、クラブ設立当初から掲げていた「最短でのB1昇格」という目標を見事達成されました。2023-24シーズンでは、新戦力も加入し、「THIS IS “VELCA”」をスローガンにB1の舞台で熱戦を繰り広げています。
◇企業誘致の推進
県では、雇用創出や若者の県内定着、県民所得の向上につなげるため、企業誘致を積極的に推進しています。2023年は、半導体関連分野など幅広い産業分野でグローバルに活躍している京セラ株式会社などと立地協定を締結し、今後、県内で多くの雇用が見込まれています。
■2024年の県内の動き
◇令和6年度全国高等学校総合体育大会
7月21日~8月20日に「令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」が本県を含む北部九州4県で開催され、県内ではソフトテニスやアーチェリーなど9つの競技が実施されます。今後、総合案内所の設置・運営やパンフレットの作成など、高校生活動推進委員会を中心に、大会のPR活動を進めていきます。
◇日本スポーツマスターズ2024長崎大会
9月28日~10月1日に全国のシニア世代のアスリートが集うスポーツの祭典「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」が開催されます。県内10市町を会場として13競技が開催され、交流人口の拡大による地域の活性化などさまざまな波及効果が期待されています。
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