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自治体の皆さまへ

開け! 健康の扉

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長崎県壱岐市

■望まない受動喫煙のない社会を目指して
毎年5月31日は、WHO(世界保健機関)より定められた「世界禁煙デー」です。また、厚生労働省では毎年5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定めています。
喫煙が健康に与える影響は大きく、受動喫煙の危険性やニコチンの依存性を踏まえると喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題です。また、生活習慣病を予防する上でもたばこ対策は重要な課題となっています。

民法改正により、令和2年4月1日より成人年齢は18歳に引き下げられましたが、喫煙、飲酒、ギャンブルに関する年齢制限は、引き続き20歳という年齢が維持されました。
➡健康への悪影響やニコチン依存症の重症化への懸念が考慮されたためです。

さらに、健康への悪影響が大きい子どもや若者をタバコの煙から守るため、健康増進法の一部を改正する法律が、令和2年4月1日より全面施行されました。本法律により、事業者の皆様だけではなく国民の皆様におかれましても、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わりました。

○加熱式たばこは害が少ない?
加熱式たばこは、その煙に健康影響を与える有害物質が含まれていることは明らかでありますが、現時点までに得られた科学的知見では、将来の健康影響は明らかになっていないため、今後も研究や調査を継続していくことが必要です。しかし、煙にさらされることについては、安全なレベルというものがなく喫煙者と受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性が否定できないと考えられています。(参考:厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイト)

○禁煙外来を活用して上手に禁煙!
ニコチンに依存した生活から逃れることは簡単なことではありませんが、一番のおすすめは「禁煙外来」を利用することです。禁煙補助薬を処方してもらえるほか、無理なく禁煙する方法をアドバイスしてくれたりします。6か月間以上続く禁煙の成功率は自力での禁煙に比べ4~6倍成功しやすく、禁煙が長続きしやすいといったメリットもあります。

○壱岐市内の禁煙支援医療機関(長崎県国保・健康増進課調べ)
・さくら耳鼻咽喉科クリニック(一時中断中)【電話】47-3119
・光武内科循環器科病院(実施中)【電話】47-0023
一定の要件を満たす方は禁煙治療に健康保険が適用され、負担も軽くなりました。
※現在、禁煙外来で使用する禁煙補助薬チャンピックス錠が出荷停止となっているため、受付を中断している医療機関があります。禁煙外来の診察を受ける際は、診察を希望する医療機関にお問い合わせいただき、ご確認ください。

問合せ:健康増進課
【電話】45-1114

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