クローズアップ大村人 vol.41

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このコーナーは、ふるさとを思いながら、市内外で活躍する“大村人”を紹介していきます。

シンガーソングライター
草野　俊之介さん

『七色の歌声で観客を魅了』

「七色の音色を持つシンガーソングライター」の名を持つ、草野俊之介さん。この夏、おおむら夏越まつりの花火大会をモチーフに制作された「夏越花火」をはじめとした自身の楽曲を、夏越まつりのステージで披露されました。
幼少期から歌うことが大好きで、物心ついた頃から歌手になりたいと思っていたという草野さんですが、高校までは学業と剣道に励んでおり、本格的に歌を始めたのは大学時代。アカペラサークルで活動を続けるうちに、長年心に秘めていた歌への思いが強くなり、大学2年生の冬、就職活動開始を目前に大学を中退し、本格的に歌手の道へ。プロのアカペラグループでの活動を経て、現在はソロで活躍されています。
神戸で過ごした下積み時代は、楽曲の制作活動や年間200本超のライブをこなすなど、アルバイトをする余裕すらないほど多忙な日々を過ごされたこともあったそう。それでも、「やりたいことのためだったら、全然辛くなかった」と、振り返ります。
草野さんにとって、大村は帰る場所。「時間の流れがゆっくりで、帰ってくるたび、また頑張ろうと思える。大村に何か還元できるものを作れるよう、活動を続けたい」と語る、大村愛溢れる草野さんの、今後の活躍が楽しみです。

≪Profile≫
くさの・しゅんのすけ
平成5年2月28日生まれ
西大村小・西大村中・諫早高校卒業。神戸のアカペラグループで活動したのち、2020年からはソロに転向し、シンガーソングライターとして活躍中。9月には自身最大規模となるワンマンライブを東京・渋谷で敢行。