対馬に台風が接近したら…

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毎年、台風や大雨による被害が発生する対馬。これまで起こった出来事を参考に、対馬で起こるかもしれないことをシミュレーションしてみましょう。皆さんの備えのヒントになるかもしれません。

■台風接近前
▽こんなことがあるかも…
台風に備えて食料品や養生テープ、ビニールシートなどを買いに来たけれど、お店の棚は空っぽで必要なものが購入できなかった。
▽解決のヒント!
小売店では、需要を予測して多く仕入れるなどの対策を行っていますが、予想を上回ることもあります。普段使う量よりも少し多く購入しておくことで、備蓄にもつながります。また、フェリーなどは海が荒れる前に欠航することもあります。海況などをチェックして早め早めの行動を!

■台風接近中
▽こんなことがあるかも…
高齢者だけの世帯で、避難場所へ移動することができず、付近の河川が氾濫。何とか2階に退避したものの、不安な一夜を明かした。
▽解決のヒント!
気象状況の変化や夜間など、移動しての避難が難しくなる前に行動しましょう。また、日ごろからご近所とのコミュニケーションをとって助け合いができるようにしましょう。当事者ではなかなか言い出せないこともあります。帰省などで家族が集まった時、ご家族がご近所の方や消防団などへお願いしておくといいかもしれません。

■台風通過後
▽こんなことがあるかも…
地区の入り口の道路が土砂崩れで通行止めに。停電も発生していて復旧の目途が立たない。
▽解決のヒント!
災害時、自動車は灯りや電力を得ることができる貴重な存在になります。また、暑いときや寒いときは、エアコンを使えば快適に過ごすことができます。しかし、燃料がなければ意味がないので、普段から燃料タンクが半分以下になったら給油するなどのルールを決めておくと良いでしょう!

被害を生まないために【風や雨に備える!】
台風では、普段からは想像もできないくらいの量の雨が降ったり、建物を倒壊させるほどの風が吹いたりします。何気なく置いている植木鉢は、そのままでは飛んでしまい、窓ガラスを割ったり、人にぶつかったりするかもしれません。また、排水溝に落ち葉や土がたまっていた場合、雨水が排水できず、建物が浸水するかもしれません。
被害を生まないためには、そのような要因を取り除く必要がありますが、雨風が強くなってからでは危険が伴うので、台風が接近する前や、日ごろの手入れの中で作業をするようにしましょう。